板橋区 1DAY|チラシ制作

NPO法人ドリームタウン

さらなるドリームタウン構想の実現に向かって、応援の声を確実にチカラとするために。



高度経済成長期、1972(昭和47)年の入居開始から40年以上が経過した高島平団地。高島平駅を降りると、高層の集合住宅棟が道路に沿って建ち並び、総戸数約1万戸というその規模の大きさを間近で感じることができます。

高島平団地居住者に占める65歳以上の高齢者の割合はすでに40%以上。そのうち一人暮らし高齢者は4割を超えてきているといいます。そんな団地内の一角、12坪ほどのスペースにある「地域リビング・プラスワン」は、キッチンを備え、小上がりにはテーブルと座布団が並ぶ、まるで誰かの家に来たような空間です。

昼の「おうちごはん」には、ご高齢の皆さんを中心にゆったりとランチを囲み、夜の「おかえりごはん」には学校帰りの小学生、中学生の姿が多く見られ、時には外国人の方も立ち寄ります。60代、70代の方が多く活躍する総勢50人以上のボランティアの皆さんが代わる代わる調理や準備にやってきては、みんな一緒にごはん。「今日は〇〇さんの料理が食べたいから来たよ!」と嬉しい声も聞こえるようになり、スタッフの方々のやりがいも生まれてきています。

昨年の東京ホームタウンプロジェクトでは、誰でも立ち寄れて関われる「プラスワン」の自由な雰囲気を残しつつも、さまざまに関わるボランティアの皆さんが来訪者に対して一定の対応ができるよう、各種運営マニュアルの制作をプロボノ支援しました。「プラスワン」全体として守りたいこと、それぞれのボランティアの役割をあらためて伝えたり、電話メモのひな形を作ったりすることで、スタッフが同じ認識のもとで日々の運営をしていける環境を整えました。

設立から4年目を迎え、“地域リビング”として定着するにつれ、活動見学者も多く訪れるようになった今、本腰を入れて取り組もうとしているのが、いわゆる運営資金の問題。現在は単年度の補助金を得ていますが、それも来年度はどうなるかわからないという状況が、毎年続いています。これを2年以内を目安に、補助金に頼らない運営をしていこう、というのが目標です。NPO代表として、これまでもできることには取り組んできた井上さん。例えば、今借りているこのスペースも、何年もかけて交渉の末、今年ようやく活動実績に基づいて減額された家賃で借りられるようになりました。また、ボランティアの皆さんの協力のもと、食材は宅配サービス会社から余剰野菜を譲り受けたり、お米は寄付でいただいたり…。

「皆さんのご厚意に知らず知らずのうちに頼っている部分もあるし、もともとは、ここに来る団地のみんなの居場所だから、自分の家賃プラス1,000円で、この場所を持てますよ、みたいな“家賃シェア”といった方法を考えていたこともあり、今まではいわゆる賛助会員を募集していませんでした。でもきちんと寄付やお礼のしくみを整えたいし、日々の活動には直接参加しなくても応援してくれる皆さんとのコミュニケーションをもっと大事にしていきたい」

そう話す井上さんは、NPO法人の運営、板橋区議としての仕事に加え、大学院生として居場所づくりの研究を続けながら、さまざまな地域支援に取り組み、その先にさらなる“ドリームタウン構想”を広げています。

「今年からホームレスの方々のサポートを少しずつ始めたり、いま、若年性認知症の方々の支援をしている団体と一緒に、板橋区内の古い一戸建てをリノベーションして一緒に居場所を作っていけないか、という相談もしています。また、いまのこの『プラスワン』のスぺ―スに加え、さらに広いスペースを借りることができれば、あっちでは子どもたちが勉強していて、こっちではハイハイする赤ちゃんを高齢者の方が見守っていて、カウンターではちょっと仕事をしている人もいて、車いすの人もゆったり過ごせる空間があり、来られない方には食事を配達することもできて…みたいな、本当に誰もが集えるリビングができたらいいなと。そのためにも、安定的で継続性を持てるような運営に近づけていきたいんです」

その第一歩として、現在の利用者やその周囲の方々、学生の時に手伝ってくれていた人、以前は関わっていたけれど遠方に引っ越してしまった人、今までの見学者の皆さんなどに、「寄付」という応援の仕方があることを伝えたい。今回の東京ホームタウンプロジェクトで、まずは1枚のチラシに寄付の方法や応援してくれる方々へのメッセージをまとめ、日常会話の中から、あるいは近況報告のお手紙と一緒に、着実な応援の輪を広げていきます。

団体基本情報

団体名
NPO法人ドリームタウン
活動開始時期
2011/平成23年4月
代表者名
井上 温子さん
所在地
〒175-0082 東京都板橋区高島平2-28-1-102
ホームページ
http://dreamtown.info/

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チームメンバー

有江さん
石塚さん
亀川さん
蓼沼さん
藤田さん
三上さん

進捗率
完了
進捗状況

最終更新 2017.10.31
2017.07.07

ドリームタウンさんが運営する地域リビングプラスワンでヒアリングを実施しました。

2017.09.23

事前オリエンテーションを実施しました。

2017.10.05

活動体験・現場視察を実施しました。

2017.10.05

質問事項のリストアップを実施しました。

2017.10.21

当日オリエンテーションを実施しました。

2017.10.21

プロボノワークを実施しました。

2017.10.21

成果物の提案を実施しました。

2017.10.31

支援先からのフィードバックを実施しました。

2017.10.31

成果物の納品を実施しました。

成果

常に和気あいあいとした「もうひとつの温かいリビング」をチラシで表現。

プロボノチームは1DAYチャレンジ当日前に地域リビングプラスワンを訪問し、団体代表や中核メンバーから活動の意義やこれまでのエピソードについてじっくりと話を聞きました。そして、イラスト中心、写真中心の2パターンのチラシの草案を準備して本番当日に臨みました。1DAY当日は、全員参加のワークショップ形式で、「どういう内容だったら寄付をしたいと思うのか」「この活動を語るのに外せないキーワードとは」といった問いをみんなで紐解き、響く言葉を探していきました。団体が大事にしてきた言葉に加え、プロボノワーカーのフレッシュな視点からの言葉も混ざり合いながら、キャッチコピーは「あなたの日常にもうひとつの温かいリビングを」に。常に和気あいあいと地域のみなさんと共に創り上げている一体感を表現し、地域リビングのイメージにふさわしい優しいオレンジ色をキーカラーとした、すぐに活用いただける広報ツールをお渡しすることができました。


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