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    プロジェクト詳細

    新宿区 1DAY|チラシ制作

    終活サポーターズ

    人生の終わりを考えることは、今をよりよく生きること。終活に縁遠い人にも終活を。



    ※この団体は現在活動を終了しています

    「終活は今をよりよく自分らしく生きる活動でもあるんです」と語るのは、新宿区で活動する「終活サポーターズ」会長の高井豪さん。
    入棺体験をはじめ、葬儀やお墓選びなど、亡くなるときのための準備というイメージを持たれがちな終活について、終活サポーターズでは、人生の終わりを考えることで今をよりよく生きるための活動と位置付けています。「例えば、1ヵ月後に亡くなると仮定した時、多くの人はやりたいけどやっていなかったことをやろうと思います。そうやって今をいきいきと生きていくことを伝えたいです」そう高井さんは続けます。

    終活サポーターズの活動内容は、終活に関わるさまざまなセミナーや相談会の開催、地域のイベントでの終活に関する普及啓発活動などです。終活には、相続、介護、年金、葬儀、供養という5つの観点があります。そうした基礎的な情報を提供することで、終活に関する不安解消につなげたり、エンディングノートを書くことで、ご自身の人生を振り返りながら、残りの人生をいかによく生きるかを考えるきっかけづくりをしています。関わっているのは終活に関する民間資格を取得したメンバーたち。彼らの本業は、ファイナンシャルプランナーや不動産関係、葬儀関係、介護施設など多岐にわたります。

    セミナーを開いたり、イベントに出展したりといった活動を続けていく中で、次第に、ご近所同士で顔が見えている地方の人より、都会の人は意識的に終活を行う必要があるということがわかってきました。特に、新宿区には独居で暮らしている高齢者が多く、親子の間で十分な相談や意思疎通ができていないケースも多いといいます。「おひとり様」を対象としたセミナーを開くと毎回10人以上が参加し、お祭りなどにブースを出展すると相続の話や葬儀の話を聞きたいという人から声をかけられることもしばしば。そういった方々が、孤立することなく、自分たちの最期のことを考えて準備できるように、セミナーや相談会に足を運んでほしいと考えています。

    「終活というテーマは、社会貢献という側面と、お金になるという側面の両方があります。私たちは社会貢献になるということを優先にして活動していきたいと思っています。
    本職の仕事でいろいろな人とお会いする中で思うのは、資産家の人たちの周りには、良くも悪くも専門家がいるということ。情報がある人たちなんです。終活サポーターズでは、もっと一般の人、専門家に相談をする機会がない人に、終活のことを伝えていきたいと思っています」(高井さん)

    東京ホームタウンプロジェクトでは、新宿区を拠点に、地域の草の根で、終活についての理解を広める終活サポーターズの活動内容をわかりやすく伝えられるようなチラシの作成に挑戦します。それにより終活に関してのお困りごとがある人に、不安をやわらげ、よりよく生きるヒントを届けることを目指します。

    (本記事は2017年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    終活サポーターズ
    活動開始時期
    2015/平成27年4月
    代表者名
    高井 豪さん
    所在地
    〒162-0851 東京都新宿区弁天町2 クレドール早稲田801
    ホームページ
    https://tanoshiishukatu.jimdo.com/

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2017.10.21
    2017.07.10

    終活サポーターズさんの活動拠点にてヒアリングを実施しました。

    2017.09.23

    事前オリエンテーションを実施しました。

    2017.10.19

    インターネット調査を実施しました。

    2017.10.19

    質問事項のリストアップを実施しました。

    2017.10.20

    団体への写真の準備依頼や、作業用のPCの手配を行い、当日の作業に備えています。

    2017.10.21

    当日オリエンテーションを実施しました。

    2017.10.21

    プロボノワークを実施しました。

    2017.10.21

    成果物の提案を実施しました。

    2017.10.21

    支援先からのフィードバックを実施しました。

    2017.10.21

    成果物の納品を実施しました。

    成果

    終活をもっとポジティブに。より多くの人が気軽に終活を始めるきっかけとなるパンフレットを作成。

    1DAYチャレンジ当日は、まず支援先団体とプロボノワーカーで議論を重ね、「人生そのものを考えることを通してこれからをより良く生きる」や、「あなたの新しい人生のスタートを応援します」といった前向きなキャッチフレーズを作りました。そして、終活を通じて「人生の『終』わりを考えることは、これからをよりよく『活』きること」という団体の理念が一見して伝わるような図を作り、裏面上部に配置しました。さらに、一目で親しみやすさを感じてもらえるように、団体のモチーフとなっている四つ葉のクローバーをベースとしたピンクのロゴをデザインしました。
    支援先団体の代表高井さんからは「長いこと欲しくても手に入らなかった資料を作っていただき、大変感謝と喜びを感じています。プロ集団のアイデアの出し方、まとめ方など参考になりました。」といった感想を頂きました。

    2019.07.26

    【支援のその後】
    「終活」と一口に言っても、葬儀、介護、年金など、やるべき手続きは山のようにあります。「終活サポーターズ」は、それぞれの分野において専門知識を持った方達が集まり、各々の資格を生かして終活のサポートをする団体として活動をしていました。任意団体であり、資金が足りない故に知名度と信頼度が思うように上がらない、との悩みからプロボノの方に依頼してパンフレットを作成。終活を明るいイメージにし、より多くの方に団体のことを知ってもらうという目的が十分に達成できるようなパンフレットが完成しました。しかし印刷に至る前に、運営を続けていく事が困難になってしまい、団体の活動は終了しました。団体代表であった高井さんは、異なる形で明るい終活が出来るよう、今後も個人として引き続き活動を進めていきたいと話していました。
    [2019年7月、津田塾大学 森川ゼミ・伊藤(由)ゼミの協力により取材]

    チームメンバー

    メンバー
    榎木さん 佐藤さん 鈴木さん 土井さん 中西さん
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