東京の福祉を知ろう「東京ホームタウン検定 」
Q8
親の介護のために、会社を辞めざるを得ない「介護離職」は年間何人いると言われているでしょうか?
1. 1万人
2. 11万人
3. 51万人
正解は...
2. 11万人
介護離職者(介護が主たる理由で離職した人)は毎年約 10 万人前後発生しています。内訳は男性2割・女性8割。
2022年では、5年前に比べ約1万人増加の約11万人。2017年から2022年にかけて増加に転じています。
一方で、介護と仕事を両立している人の割合は58.0%と年々増加傾向にあります。
介護離職の要因としては、「自分以外に介護をする人がいなかったこと」・「仕事と介護の両立が精神的・体力的に限界になったこと」・「職場で仕事と介護の両立を支援する環境が形成されていなかったこと」・「特別養護老人ホームなどの介護施設の整備が不十分だったこと」などが挙げられます。一方、「自分で親の介護をしたい」という自発的な離職者もいます。
参考:令和4年総務省「就業構造基本調査」
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