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    地域参加のトビラ
    参加者の声

    「地域参加のトビラ」参加者向け説明会 開催レポート
    参加したイベント
    「地域参加のトビラ」参加者向け説明会
    団体名
    東京ホームタウンプロジェクト「地域参加のトビラ」
    参加日
    2024年4月25日
    参加者
    事務局スタッフ  西野
    まずは気軽な気持ちでいろいろなイベントや講座に参加してみて、自分の好きなこと、得意なこと、居心地のいい居場所をみつけていけばいいのだなと思いました。

    「地域参加のトビラ」参加者向け説明会 概要

    説明会では、「地域参加のトビラ」の使い方や、掲載中のイベントや団体さんについて紹介した後、今回は「経験やスキルを活かす地域参加」をテーマに、これまで団体さんのイベントやプロボノ(経験やスキルを活かすボランティア)に参加し、今は団体の一員として地域参加の一歩を踏み出した実践者、えーこーさんをゲストにお招きしてお話を伺いました。

     

    実践者えーこーさんのお話

    えーこーさんは、会社員人生39年目の現役であり、4年前にはキャリアコンサルタントの資格を取得されるアクティブなプレシニア。昨年の夏には、仕事の経験やスキルを活かすボランティアとして、地域団体の運営課題を整理するワークショップ、秋には、団体が運営する講座の申込フロー・フォームを整えるプロジェクトに参加。それをきっかけに、支援先でもあったNPO法人シニア大楽のイベントに参加、今ではメンバーとなり活動されています。

    実践者トークでは、そんなえーこーさんにプロボノに参加されたきっかけや感想、NPOメンバーとしての活動のお話を伺いました。

     

     

    Q:    最初に、プロボノ(経験やスキルを活かすボランティア)として団体の課題整理のワークショップ参加されたきっかけはなんですか、参加された感想は?      

    A:    そろそろ定年やその先のことを考えている時に、定年後はこれまで関わってこなかった「地域」をとおして社会に貢献したいと考え、プロボノに登録してワークショップに参加しました。

    それまでは「地域」とは、自分が住んでいる場所のことだと思っていましたが、「地域」とは住んでいる場所にかぎらず、職場やよく行くお店がある駅など、自分と縁がある場所のことであることに気づくことができました。また、会社で働いていたら出会うことがない様々な人との出会いがあったこともよかったです。

     

    Q:    その年の秋には、その後メンバーとなる東京都全域で活動するNPO法人シニア大樂を支援するプロボノにもご参加されましたが、そちらの感想をおきかせください。

    A:    プロボノ支援の内容は、シニア大樂が運営する講座のお申込みフォームをグーグルフォームで整える内容でした。僕はIT関係が得意ではないのでフォームの構築や作成はできませんでしたが、フォームを構築するために、シニア大樂さんの課題や要望を紐解くプロセスでは、僕のキャリアコンサルタントとしての傾聴の経験がいかされたと思います。また、会社で当たり前にやっていることが、実は会社の外でも汎用的に使えたり、役に立つスキルがあることがあるなと思いました。

     

    Q:    さらに一歩ふみだして、現在はNPO法人シニア大楽のメンバーになられましたね。

    A:     シニア大樂が主催する講演に参加してみたら楽しくてそのままメンバーになりました。シニア大樂は「シニアにもっと笑いを」をモットーに活動している団体で、メンバーのみなさんは平均年齢75歳の元気なシニアの方ばかり。メンバーは様々な業界出身者のOBが集まっていて、会社や地元の仲間とはまた違う感じがおもしろいです。これまで、自分の定年後は近所を散歩しているイメージでしたが、シニア大樂に参加してみて、自分がどんな風に歳をとっていくのか、定年後の未来や理想が少し見えたように思います。

     また、自分の住んでいる地域ではない所に居場所(サードプレイス)があるのはいいと思いました。近所の人がみんな顔みしりの地元だと、やめたくなってもなかなかやめられない。でも地元ではない地域の活動は、仕事で忙しい時はちょっとお休みしたり、いやになればやめて次のことを始めたりと自由にできるところがいいと思います。みなさも広く「東京の地域」ととらえて、気軽な一歩を始めてみるとよいのではないかと思います。

    イベントに参加した感想

    1年の間にプロボノをきっかけに様々なご経験をされてきたえーこーさん。毎回、参加される前は、自分はどんな役割ができるのか、最後は団体の意向をちゃんと纏められるかなどドキドキされるとお話されていましたが、ドキドキの先にはいつも新たな出会いがあり、新しい経験を開拓されているのが印象的でした。地域参加は、まずは気軽な気持ちで始めて、いろいろなイベントや講座に参加してみて、自分の好きなこと、得意なこと、居心地のいい居場所をみつけていけばいいのだなと思いました。みなさまも軽やかなステップで最初の一歩を踏み出してみませんか。

    *イベント・活動は「地域参加のトビラ」のHP画面から参加申込のうえ、ご参加ください。

     

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    お問い合わせ

    サポートデスク(東京ホームタウンプロジェクト事務局)
    050-1807-5753(平日 10-17時)
    tokyo@servicegrant.or.jp
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