「江戸城天守を再建する会と巡る ~歴史を紐とく皇居東御苑ウォーキングツアー~」に参加をしました!
- 参加したイベント
- 「江戸城天守を再建する会と巡る 」~歴史を紐とく皇居東御苑ウォーキングツアー~
- 団体名
- 地域参加のトビラ事務局
- 参加日
- 2024年10月17日
- 参加者
- Iさん(60代)
地域参加のトビラ事務局主催、初の屋外イベント「江戸城天守を再建する会」と巡る ~歴史を紐とく皇居東御苑ウォーキングツアーには当日20名の方が参加され、清々しい秋空のもとみなさんと楽しく東御苑ツアーをまわりました。
ツアーガイドに認定NPO法人 江戸城天守を再建する会の黒木さんと塚本さんをお迎えして、参加者の方は2つのグループに分かれて見学をスタート。江戸時代に諸国大名が登城した時のルートである、大手門→下乗門→二之門→中之門→中雀門のコースにそって見学しました。
江戸城といえば、自然石をつみあげた堂々とした石垣。なかでも中之門の石垣は江戸城最大をいわれており瀬戸内海から運ばれた花崗岩を中心に35トンの大きさがあること、また当時の大名行列についても、数十人から数百人を従えて登城していましたが、最後の大番所では大名と草履とりだけが中に進むことができるなど、江戸城天守を再建する会の黒木さんと塚本さんならではの造詣深いお話に、みなさんからは次々と質問が飛び交いました。
21万平方メートルの広さの東御苑の中には、明暦の大火(1657年)で天守が焼失した後、天守の代わりとなっていた富士見櫓や、「忠臣蔵」で有名な松の大廊下跡、大奥跡があります。それぞれの遺構で当時の様子に思いをめぐらせながら、みなさんと歴史の解釈や見解を楽しくお話ができた素敵な時間でした。
そしてやはり圧巻なのはなんといっても天守台。皇居東御苑は江戸城があった場所です。当時、徳川家康が造った慶長度天守、2代将軍秀忠が造った元和度天守、3代将軍家光が造った寛永度天守の3つの天守が造られましたが、明暦の大火で焼失。幕府は暮らしの復興を優先し、その後も再建されないまま今に至ります。
あっという間の約2時間のツアーでしたが、お一人で参加された方もグループで参加された方も、「歴史が好き」とういうご関心でみなさんがつながることができ、歴史談義あり、学びあり、そしてウォーキングで適度な運動もできた充実のツアーとなりました。
*イベント・活動は「地域参加のトビラ」のHP画面から参加申込のうえ、ご参加ください。