お知らせ
【調査報告】新型コロナウィルス情勢下における都内地域活動団体の活動状況
東京ホームタウンプロジェクトでは、4月27日〜5月8日の期間で、過去にプロボノ支援を実施した団体に向けた「活動状況・ニーズ調査アンケート」を実施しました。
調査期間 : 2020年4月27日~2020年5月8日
対象者 : 過去東京ホームタウンプロジェクトでの支援した現在も活動中の94団体
回答数 : 45団体
調査結果のサマリ
①新型コロナウイルスの影響について
■活動頻度の変化
「完全に停止した」と回答した団体が47%、「減少した」と回答した団体が53%、あわせて 100%でした。
■深刻になると感じる地域課題
「人と会う機会が減る(43件)」「孤独を感じる人が増える(37件)」「近所の助け合いが 後退する(32件)」との回答が多く見られました。
■新たな取り組み
新型コロナウイルスの影響を受けて「すでに新たな取り組みを始めている」団体は22%、 「新たな取り組みを検討している」団体は38%。 オンラインサービスの整備、オンライン上の情報発信、オンライン会議の開催、他団体との 連携強化、政策提言などの取り組みも見られました。
■困りごと
活動や会議が困難、活動対象者への不安、経営状態が厳しい、リモートシステムの運用などに課題を感じている等が見受けられました。
②ビデオ会議ツールの活用についてビデオ会議ツールの利用状況
団体内部でのビデオ会議ツールの利用状況は、週に1回以上利用している団体が15%。その他の団体は、あまり活用していない、または利用したことがないという回答でした。
また、活動参加者との間でのビデオ会議ツールの利用状況は、週に1回以上利用している団体が9%。その他の団体は、あまり活用していない、または利用したことがないとの回答でした。
使い方がわかれば使ってみたいツールは、Zoom(21件)が最多でした。
③短期的・緊急的にプロボノに依頼したい支援について
24団体(活動が完全に停止・もしくは減少)がプロボノ支援を希望。応急的な支援だけでなく、長期的な組織基盤の強化に向けたものも含まれていました。
希望内容は、オンラインサービス設計、ITの活用、ウェブサイトリニューアル、活動マニュアル、業務フロー設計、基礎調査、ビデオ会議の使い方などでした。
調査結果概要資料ダウンロード
結果の詳細は以下画像をクリックするとPDFにてご覧いただけます。みなさまの地域でもご活用ください。
アンケートにご協力いただいたみなさま、ありがとうごさいました。