日野市高齢福祉課
- 地域
- 東京都日野市
- プロボノ支援内容
- 活動運営マニュアル
- 支援時期
- 2021年度
- 活動カテゴリ
- 身の回り支援、移動支援
経験やスキルを活かしたボランティア活動=“プロボノ”との協働による
団体の運営課題解決の事例から、協働のポイントや、支援後に生まれた変化等をご紹介します。
住民主体による高齢者の生活支援サービス「訪問型サービスB」を始動するにあたり、活動を立ち上げようとしている住民を行政、社会福祉協議会としてサポートするために、わかりやすい手引きが必要だった。
「訪問型サービスB」の団体立ち上げに役立つ情報を集め、「一問一答集(仮称)」を制作。その掲載内容を検討するため、ワークショップを開催。
活動を立ち上げた住民団体、活動をサポートする生活支援コーディネーターからの生の声を反映し、事業の概要から、立ち上げのプロセス、補助金制度までを網羅した「スタートガイド」が完成。印刷した500部の冊子は、地域包括支援センターを中心に必要な人たちに配布され、近日中に増刷を予定。
都心から西へ35キロほどのところに位置する日野市。
現在の人口は約18万人で、依然、微増を続けています。しかし、
進行する少子高齢化への対策として、日野市では、2004(
ところが、
同サービス廃止後の市の方針は、介護保険法における「介護予防・
コロナ禍に見舞われた2020(令和2)年、市では、
「東京ホームタウンプロジェクト」のプロボノチームが、
住民主体による生活支援サービス「訪問型サービスB」は、
そこでプロボノチームは、
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ワークショップ概要
◯グループディスカッション
テーマ① 団体発足・活動参加のきっかけ。
テーマ② これまでの活動で大変だったこと。これからの活動で不安なこと
◯生活支援コーディネーターとの意見交換
<得られた回答(抜粋)>
団体発足・活動参加のきっかけ
・地域貢献
・課題解決(買いもの難民化の克服、
うれしかったこと
・喜び・感謝 (ボランティア実践後にありがとう!の一言など)
・課題解決(地域の活性化、独居の方の居場所づくりなど) 他
大変だったこと、不安なこと
・活動内容(地域ニーズの把握、団体内の合意形成、
・マネー(有償無償の決定、資金調達など) 他
一問一答集への掲載内容について
(ワークショップ後のアンケート、
・協働できる企業、市民の志ある人、団体のリスト
・ボランティア協力者の声や意見
・よくある失敗例、成功例
・補助金の一覧
・どうして住民の助け合いが必要になったかや、人口、
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一問一答集に活かすべき、
プロボノチームは、ここで得た情報を盛り込み、
この事業の始動と、
完成した冊子は、
2024(令和6)年3月現在、「互近助サービス ちょこすけ」では、
同じく現担当を務める高橋秀和(たかはし・ひでかず)さん(
日野市社協の職員として、
10の団体から始まった、
(2024年2月取材)