東京ホームタウン大学講義録

地域参加のトビラ つながる見本市
トークセッションレポート

ページ：1 / 1

「地域参加のトビラ つながる見本市」では、ブース出展中の団体・介護施設の皆さんにご登壇いただいて、活動の魅力や、おすすめの「はじめの一歩」を伺うトークセッションも実施しました。ご関心に合わせてご覧ください。

目次
–トークセッション「趣味・関心から始める一歩」
–トークセッション「経験や得意を活かして活躍する」

トークセッション「趣味・関心から始める一歩」

好きなこと・ご関心のあることを入り口に、つながりが広がったり、地域貢献でのやりがいを得たりと、まさに「自分らしく」ライフスタイルを彩ることができる、そんな活動をお持ちの団体の皆さんにお話を伺いました。

●登壇者

歌声広場よりみち（江東区）　前田 明子さん
尾久の原シニアクラブ（荒川区）　松尾 博さん
なかの生涯学習サポーターの会（中野区）　道林 京子さん

 

●当日レポート

はじめにそれぞれの団体の活動についてご紹介いただき、ご登壇者の皆さんご自身が活動を始められたきっかけについて伺いました。

前田さんは、介護福祉士としてお仕事をされていた時に必要性を感じ、介護予防に特化した歌声喫茶よりみちを立ち上げられたそうです。松尾さんは、在職中だった65歳の時に「会社を退職した後、人とのつながりが失われてしまう人が多い」ことを知り、地域とのつながりが大切だと感じて参加。道林さんは、PTA時代から行政とのつながりができ、生涯学習サポーター養成講座に参加することになり、団体を立ち上げることに…とつながりがつながりを呼んで今に至るのだそうです。

皆さんそれぞれのきっかけからスタートされ、楽しむ気持ちを大切に、とても生き生きと活動されていらっしゃるご様子が印象的でした。

ご関心を持たれた方の最初の入り口として、歌声広場よりみちさんは「歌声広場」、尾久の原シニアクラブさんは「軽スポーツ（グラウンド・ゴルフ）」、なかの生涯学習サポーターの会さんは各種講座（HPの新着情報でご案内）がおすすめとのこと、ぜひお気軽にご参加ください！

≫トークセッション「趣味・関心から始める一歩」の録画動画はこちら

トークセッション「経験や得意を活かして活躍する」

経験や得意を活かして、地域や社会への貢献であったり、さまざまな方に喜んでいただいたり。そんな活動についてご紹介いただきました。

●登壇者

一般社団法人 輝水会（世田谷区）　手塚 由美さん
NPO法人 全国移動サービスネットワーク（世田谷区）　伊藤 みどりさん
ツクイ・サンシャイン三鷹深大寺（三鷹市）　真島 チサトさん

 

●当日レポート

はじめにそれぞれの団体・施設での活動についてご紹介いただき、参加されているボランティアの皆さんがどんなきっかけや思いで活動を始められているかを伺いました。
輝水会さんは、障がいのある方たちも当たり前にスポーツを楽しむ文化を作りたいとの思いで活動されていて、参加されるボランティアさんには、水泳などスポーツが好き！という方が多いそうです。輝水会さんの“「支え手」と「受け手」という関係性ではなく、一緒に楽しむことを大切にする”という思いに共感されていることが、長く続くポイントのようです。
全国移動サービスネットワークさんは、移動サービスを提供する団体等が連携している組織のため、運転や添乗のボランティアさんの事例について伺いました。必ずしも「運転で人の役に立ちたい！」という方ばかりではないとのこと。「地域でこんな支援が必要らしいからやってみて」と言われて渋々始められた方も、活動するうちに車中でのお話の楽しさなどにすっかりはまってしまってやめられない！ というような方も多いのだそうです。
介護施設であるツクイ・サンシャイン三鷹深大寺さんでは、利用者さんの趣味活動であるフラワーアレンジメントや書道などの講師を募集されていますが、講師といっても初心者で利用者の方と一緒に楽しんでくださる方も大歓迎とのこと。
皆さんまずは気軽に、身近な団体さんや「地域参加のトビラ」から一歩踏み出してみてはいかがですか？

≫トークセッション「経験や得意を活かして活躍する」の録画動画はこちら