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    東京ホームタウンSTORY

    2025年の東京をつくる 東京ホームタウンSTORY

    東京ライフシフト

    【参加者の声】プロボノは、視野が広がる「大人の社会科見学」

    2019年度プロボノ1DAYチャレンジ 経験者インタビュー
    鈴木 裕美子さん(大学法人/事務職)
    2021年11月4日

    2016年に初めて東京ホームタウンプロジェクトのプロボノに参加して以来、6年連続でプロボノプロジェクトにご参加いただき、21年度も、約1カ月間の準備期間を経て“本番”1日で成果物を仕上げる「プロボノチャレンジ」にご参加いただいた鈴木 裕美子さんに、プロボノプロジェクト成功のポイントや、プロボノの魅力について伺いました。


    ※2021年9月25日に開催した「プロボノチャレンジ 事前オリエンテーション」の経験者トークの内容を編集しています。
    ※写真は2019年のプロジェクト参加時の様子です。

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    団体の魅力を伝えるチラシを、スキルとママの目線を生かして制作

    私は過去5回のプロボノプロジェクトに参加させていただいているのですが、直近で東京ホームタウンプロジェクトに参加したのは、2019年の「プロボノ1DAYチャレンジ」(21年より「プロボノチャレンジ」に改称)での、フルーツバスケットという団体さんのチラシ制作のプロジェクトです。
    フルーツバスケットは、団体代表の守隨(しゅずい)さんが「おもちゃコンサルタント」の資格もお持ちで、子どもと高齢者が「あそび」を通してコミュニケ―ションを育み、相互理解をしていく場を提供するために活動をしています。コロナ前は、小金井市にある介護老人保健施設 小金井あんず苑で、月に1回程度、おもちゃを通じて赤ちゃんからお年寄りまで幅広い世代の方が交流できる「あそびのひろば」を運営されていました。私は住んでいるエリアが比較的近かったので、プロジェクト後にも何度か行かせていただいたのですが、本当にいろいろなおもちゃがあって、近所のお子さんたちが自由に来て、施設のお年寄りが見守っているなかでのびのびと遊んでいる光景が印象的でした。
    チラシ制作の目的は、一緒に活動をしてくれる人を増やすことと、同時に、近隣に住むお母さんたちにぜひこの場を知って遊びに来てもらいたいというものでした。まずは参加してもらって、その中からボランティアとして関わっていくような人たちが増えていくといいな、という思いが代表の守隨さんにはありました。ですので、チラシのメインターゲットは子育て世代。この時のプロジェクトでは、育児中のお母さんたちだけで編成されたチームで支援をさせていただいたので、私たち自身が母親としてどういうものを求めているか、というようなところも含めた提案をさせていただきました。

    プロジェクト時の様子

     

    実際に制作したチラシでは、「あそびのひろば」の紹介や、そこで遊べる、守隨さんがセレクトしたおもちゃの紹介のほか、「あそびのひろば」の運営にはどんな人が関わっているのか、また、利用者の声として、ママでもある私たちプロボノチームのメンバーが実際に利用してみた感想も盛り込みました。形式は、三つ折りのカラーがご希望で、印刷は業者に頼まれるということでしたので、その発注も難しくないよう意識して作りました。本当に残念なことに、プロジェクト終了後すぐにコロナ禍となり、「あそびのひろば」は中止になってしまいましたが、チラシを通じていろいろな方にフルーツバスケットの魅力を知っていただければいいな、と思っています。
    一つ、私がとてもうれしかったのは、プロジェクト後に団体さんがチラシを配られているところを偶然お見かけしてお話しした際、とても喜んでいただけていたことです。チラシを制作しても、実際にどう使っていらっしゃるのかはなかなか分からないことが多いと思うのですが、とても喜んで活用してくださっている様子が見られてすごくうれしかったですね。

    成果物のチラシ

    東京ホームタウンプロジェクトの支援先、参加者、協力団体などをご紹介します。

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