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    東京まちかど通信

    VOL.11

    地域のお元気さん

    お元気なシニアをクローズアップ!健康の秘訣や趣味などをご紹介します。


    「はり絵」等の手工芸の技能を、長年にわたり、ボランティアで地域に貢献!

    荒井恵美子(あらいえみこ)さん

    〈プロフィール〉

    皆様と一緒皆様と一緒に

    昭和31年頃より日本人形他手工芸を学び始め、昭和45年に手工芸講師師範免許を取得する。昭和57年に草苑流布絵師範免許取得。昭和47年よりボランティアで、老人クラブの手工芸指導に携わる。民謡歴60年、舞踏歴も10年で、発表の機会捉えては披露するなど積極的に活動している。また、この功績が認められ、平成28年度の「※エイジレス・ライフ実践者」として紹介された。

    ※エイジレス・ライフとは国が行っている「エイジレス・ライフ実践者及び社会参加活動事例紹介」という事業で、高齢者が年齢にとらわれず自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送り、尚且つ、社会とかかわりを持ち続けながら充実した生活を送っている個人、グループを紹介し優れた実績が認められた者に対し章を授与している。

    ──手工芸を始めた頃のことを教えてください。
    荒井さん質問に応じる荒井さん

    始めたのは60年ほど前で、娘が生まれた頃でした。主人に娘を見てもらい、夜に先生のところへ通ったものです。老人クラブへ教えるようになったのは、45年ほど前だったかと思います。当初は私が一番若かったのですが、今では私が一番年上になってしまいました(笑)。

    最初は「人形」作成していましたがかさばるので、途中から「はり絵」を中心に教えるようになりました。

    ──手工芸指導で気を付けていることはありますか。
    荒井さん優しく指導する荒井さん

    私自身、「教えるためには、毎日が勉強」と考えています。日頃から、草花の観察、写真撮影、スケッチ等のインプットをしています。最近は集中するため、八ヶ岳の山荘で構想を練ることもしています。このため、最近の作品は山の風景が多いです。

    ──長く続ける秘訣みたいのはありますか。

    私は始めたら長いです。飛びついたら離れない性格です。教えている皆様もいい方が多く、これまで大きなトラブルはありませんでした。また手工芸は手先を使って頭も使うので、ボケ防止になっているのかもしれません(笑)。

    ──最後に、シニアの方へメッセージをお願いします。

    私は手工芸や舞踊の他に、趣味で、ケーキ作り、ジャム作り、麻雀、カラオケなど行っています。1週間のスケジュールはいつも埋まってます。いろいろな方と接して話すことが健康の秘訣だと思います。まずは、何でもいいので行動をおこし、いろいろな方と接してみてはいかかでしょうか。

    〈インタビューを終えて〉

    手工芸指導を取材していて、荒井さんと会員との関係が非常によいことが伝わってきました。これも荒井さんの仁徳のなすところだと思います。インタビューにご協力いただきありがとうございました。今後もますますお元気にがんばってください。

    (公開:2017年3月15日)

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