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    東京まちかど通信

    VOL.20

    地域のお元気さん

    お元気なシニアをクローズアップ!健康の秘訣や趣味などをご紹介します。

    令和元年9月30日、文京シビックホール(大ホール)で、公益社団法人東京都老人クラブ連合会と東京都が共催した「第56回東京都老人クラブ芸能大会」において、都知事特別賞「ご長寿いきいき賞」を受賞された3名の方を取材させていただきました。

    馬場典枝(ばばのりえ)さん(91歳)

    馬場典枝さん馬場典枝さん

    あきる野市『あきる野選抜チーム』14名の一員として、氷川きよしの曲「大丈夫」で第56回東京都老人クラブ芸能大会に出演。

    ──東京都老人クラブ芸能大会はいかがでしたか。

    昨年は友人の応援で芸能大会の会場に行ったのですが、今回は「出てみたら?」と声をかけていただいたので、あきる野選抜チームに参加して、出演しました。

    そうしたら、チームが優勝、個人では「都知事特別賞」をいただき、受賞のお祝い会等いろいろな人に祝っていただいてとても嬉しかったです。

    芸能大会への出場は今回が3回目で、第52回大会に上引田長寿会の仲間と参加したときは、「審査員特別賞」をいただきました。

    ──日頃の踊りの活動について教えてください。

    私は、特定の踊りのチームには所属していません。

    普段は、月2回、地元の上引田会館で、秋川音頭やあきる野音頭などを踊っています。とくに踊りの先生もいません。

    今は、老人クラブ芸能大会で優勝したので、12月4日に開かれる第33回東京都老人クラブ大会のアトラクションでの披露に向けて、毎週土曜日に練習をしています。練習の場所は、五日市会館や日頃から練習場所を貸してくださっている近所の呉服店です。呉服店は2、3階のフロアを踊りや体操、イベント会場として使わせてくださり、さらに呉服店の奥さんが、芸能大会の時に着付けもしてくださるので、とてもありがたく思っています。

    ──踊りを始めたのはいつごろですか。

    子どものころから踊ることが好きで、友人たちと踊って遊んでいました。

    成人してから踊る機会も増えて、以前は立川の農協会館に新曲を覚えに行き、みんなで練習して踊ったりしていました。

    ──活動が続いている秘訣を教えてください。

    踊ることが好きだからというのはもちろんですが、加えて、一緒に踊る仲間がいることが続けられる秘訣だと思います。

    また、「大会」等の踊りを披露する日程や場所が決まると、その日に向けて練習を頑張れるので、そのような出演の機会があることも活動を続けられる理由のひとつだと思います。

    ──健康の秘訣は何でしょうか。

    踊りのほかに、グラウンド・ゴルフや歌、体操をしていることが健康の秘訣でしょうか。

    グラウンド・ゴルフは、週に2回、午前9時から11時までの2時間ほど、近くの公園の広場にセットしたコースを2回まわっています。

    今回の老人クラブ芸能大会に出場したあきる野選抜チームのメンバーのうち5名が、このグラウンド・ゴルフのメンバーでもあります。みんな元気に楽しく過ごしているので、踊りやグラウンド・ゴルフ等の運動は健康によいと思います。

    歌は、月に2回カラオケをしています。今度、呉服店のフロアを会場に行われる発表会に参加する予定なので、その練習中です。

     体操は、月に2回、1時間ほどしています。あきる野市の健康推進課の事業で看護師さんや保健師さんが来ているので、体調管理の仕方などを学んでいます。

    《12月4日 第33回東京都老人クラブ大会 アトラクション》

    あきる野市『あきる野選抜チーム』は、氷川きよしの曲「大丈夫」の踊りを披露されました。

    あきる野選抜チームのみなさんあきる野市あきる野選抜チームのみなさん


    瀧本花子(たきもとはなこ)さん(90歳) 
    横山久子(よこやまひさこ)さん(91歳)

    左:瀧本花子さん、右:横山久子さん左:瀧本花子さん、右:横山久子さん

    板橋区『小茂根寿光会フラダンスサークル』に所属し、曲「マヘアラニ・エ(満月)」で老人クラブ芸能大会に出演。

    ──お二人の日頃の踊りの活動について教えてください。

    私たちは、板橋区小茂根寿光会のフラダンスサークルで、月3回フラダンスの練習をしています。月3回の練習のうち、1回(第二水曜日)は、フラダンス「カトレア会」の伊藤弘美先生に教わっています。あとの2回は、先生が作ってくださった振り付けのプリントをもとに自主トレーニングをしています。

    練習時間は13:00~16:00の3時間で、フラダンスの練習だけでなく、最後の30分はコーラス(童謡)の練習をしています。

    また、ボランティア活動として、近くの老人ホームに訪問し、フラダンスを披露しています。

    小茂根寿光会のフラダンスサークルは、平均年齢が81歳と、他のチームと比較すると年齢が高いと思いますが、みんな元気に楽しく活動しています。

    ──踊りを始めたのはいつ頃ですか。

    (横山さん)
    30年ほど前に友人に誘われて、社交ダンスを始めたのがきっかけです。社交ダンスは解散してしまいましたが、そのあとそのメンバーと一緒にフラダンスを始めました。フラダンス歴は、21年になります。

    板橋区老人クラブ連合会の芸能大会に、初めて出場した時に優勝できたのはよい思い出です。

    横山久子さん横山久子さん

    (瀧本さん)

    フラダンス自体は17~18年ほど続けています。小茂根寿光会のフラダンスサークルに入ったのは、7~8年前です。こちらに引っ越してきて、フラダンスを続けられる場所を探していたところ、このチームを見つけて加入しました。

    踊りは、フラダンスのほかに日本舞踊もやっていました。

    瀧本花子さん瀧本花子さん

    ──活動が続いている秘訣を教えてください。

    フラダンスサークルのメンバーは仲が良く、みんなに会うことが楽しいので、「行きたい!」となるから続けられています。これからも、できるかぎり長く続けていきたいです。

    ──健康の秘訣は何でしょうか。

    《横山さん》
    フラダンスで運動をすることです。背筋がシャンとしているねとよく言われます。 また、家庭が安定していることで、自分の好きなことができるということも秘訣だと思います。

    《瀧本さん》
    3度の食事は欠かせません。食べ物に好き嫌いはありませんので何でもよく食べます。 また、月の半分は歩いておでかけしています。食事、運動、睡眠が健康の秘訣だと思います。


    板橋区『小茂根寿光会フラダンスサークル』のみなさん

    〈取材を終えて〉

    今回取材させていただいた3名とも、年齢を感じさせないほどお元気に活動されていて、「踊り」が健康の秘訣になっていることを感じました。また、一緒に活動する仲間の存在について皆さん話されていて、踊りを通じた仲間との出会いも楽しく毎日を過ごすための源になっていることが伝わってきました。

    取材にご協力いただきありがとうございました。今後もますますお元気にご活躍ください。

    (※年齢は、記事公開時点の年齢)

     

    (公開:2020年2月19日)

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