東京ホームタウンSTORY
東京ライフシフト
【レポート】東京ホームタウン入門講座「地域包括ケア入門」
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6.パネルトーク
(岡村さん、井上さん/聞き手:嵯峨)
参加者の皆さんにはブレイクアウトルームに分かれ、感想のシェアと、登壇者のお二人への質問を考えていただいた後、再度岡村さん、井上さんが登壇。皆さんからの質問の数々にお答えいただきました。
お二人への最後の質問は、「地域包括ケアに長年携わる、エネルギーの源はなんですか?」というもの。
岡村さん:
最初に立ち上げたサロンの担い手の皆さんが、ある日のサロン活動の際に『今日の当番さんに御礼の拍手をしましょう』と全員がお互いに拍手を送り合っている姿を、地域包括支援センターの職員が見た時に、『皆さんが本当に、自分たちの手で、自分たちのためのサロンを始めてくれたんだと実感して、すごくうれしかった』という話を聞いて、私もすごくうれしかったんですね。そういうサロンが地域にたくさんできるといいな、という思いで、ここまでやってきました。
井上さん:
最初の動機は「地域の外国人とつながったら、地域の中で国内留学できるじゃん!(笑)」と、ただただ楽しみからだったのですが、私が仕事で疲れて帰ってきた時に「疲れたでしょう」とおにぎりを出してくれたり、地域の人って本当に温かくて。ほとんどのことがお金で完結する現代で、人のつながりで、自分が何かをしたら違うことで返ってくる…そんなお金で完結しないやりとりが、温かくて楽しい。それが今、居場所づくりに邁進している理由かなと思います。
お二人がお答えくださると、自然と参加者の皆さんから拍手が沸き起こり、その場がとても温かな笑顔に包まれていることが、画面を通しても伝わってきました。
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