東京ホームタウンSTORY
東京ホームタウン大学院
【レポート】東京ホームタウン大学院2022プレイベント「地域活動アイデアソン」
2022年7月23日 オンライン開催
-ゲスト-
広石 拓司氏
<株式会社エンパブリック代表取締役、ソーシャル・プロジェクト・プロデューサー>
野口 卓司氏
<落合・中井社会人大学院代表>
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7月23日(土)、東京ホームタウン大学院2022のプレイベントとして、地域づくりのアイデア発散ワークショップ「地域活動アイデアソン」をオンラインで開催しました。
「東京のまちで、何か新しいことを始めてみたい」
まだ具体的ではなくても、その思いや自分のできることを持ち寄り、お互いのアイデアを共有したり、ふくらませたりする場として、ワークショップ形式で開催した「地域活動アイデアソン」の模様をお伝えします。
はじめに、東京ホームタウンプロジェクト事務局を務める認定NPO法人サービスグラント 代表 嵯峨より東京ホームタウンプロジェクトの趣旨や背景についてご紹介した後、地域活動の立ち上げに携わってきたお二人のゲストからコメントをいただき、イベントがスタート!
■オープニングトーク① 野口 卓也氏
落合・中井社会人大学院代表の野口卓司氏からは、ビジネスマンが地域社会に飛び込むにあたってご自身の体験をふまえながら、
「走りながら、やりながら考えていくこと。恥ずかしいことなんてないので、まず行動をおこして、失敗したときに「ごめんなさい」と言いながら楽しく進んでいくことが一番だと思います。私はそういうことを意識しながら毎日活動を行っている感じです」
というお話をいただきました。
■オープニングトーク② 広石 拓司氏
株式会社エンパブリックの広石拓司氏からは、地域づくりについて考えていく際のヒントとして、
「NPOや地域活動はビジネスのように早く合理的に進めることよりも、内側から湧き上がるものを大切にし、お互いの想いを話し合って納得し合うことが重要」
「地域福祉においては、専門職だから気付ける視点、生活者だから気付ける視点の両方から課題を捉え、顔が見えるネットワークをつくることが大切」
というお話をいただきました。
■グループワーク①
参加者の関心に合わせて5つのテーマに分かれ、地域でご自身がやってみたいこと、みんなで話し合ってみたいことなど、現時点で思い描いていることを自由に出し合っていただきました。
①自分が行きたくなる地域の居場所とは?
②誰もがいきいき暮らすための地域×DX推進とは?
③地域のあの場所・空間をもっと使えたらいいのに!
④わたしのスキル・経験の地域での活かし方
⑤超高齢社会・東京に必要なことは?(フリーテーマ)
グループで出た内容を全体にシェアし、広石さんから
「地域の方の力をうまく持ち寄れる、発揮できるような場所があるといいのではないか。どんな仕掛けがあれば、自分や自分の家族が行ってみたいと思うか、一肌脱ごうと思ってもらえるか。思わず関わってしまいたくなるような仕掛けのアイデアを出してみるとよいのではないか」
とアドバイスをいただき、後半に進みます。
■グループワーク②
前半で出たトピックであらためてグループに分かれて、どのようにして活動をつくっていくか、グループで議論を深めました。
①-1世代を超えて気軽に集まれる場所とは?
①-2居場所を効果的に使ったコンテンツとは?
②誰もがいきいき暮らすための地域×DX推進とは?
③地域のあの場所・空間をもっと使えたらいいのに!
④わたしのスキル・経験の地域での活かし方
グループワークの後には、再度各グループから議論の内容をシェア。よりアイデアを広げたり、求められる在り方・概念について話しあったり、実際に活動が展開している地域の事例を共有したりと、さまざまな角度から議論されたことがうかがえました
各グループの発表内容に対し、広石さんから、注目された視点や実践に向けたアイデア、先行事例の共有などのコメントをいただき、より皆さんのイメージも具体化していったのではないかと思います。
「地域活動アイデアソン」で出し合ったアイデアをさらに具体化・具現化させたい方は、実践型研究プログラム「東京ホームタウン大学院」でお待ちしています!
⇒東京ホームタウン大学院の詳細はこちら
■今後のプログラムのご案内
東京ホームタウンプロジェクトでは、「地域活動アイデアソン」を通じて、地域活動の実現にむけて次の一歩を踏み出したい!と思われた方に対し、そのアイデアをかたちにしていく過程のひとつとして、「東京ホームタウン大学院」をご案内しました。
⇒「東京ホームタウン大学院 実践型研究プログラム」の詳細はこちら
既に、「東京ホームタウン大学院」の参加に向けて、多くの「実践計画書」のご応募をいただいています。「東京ホームタウン大学院」は8月27日に開校となり、同日、実践型研究の共同研究メンバーを募る「実践計画発表会」が開催されます。
みなさんの計画や、共同研究メンバーとしての参加にご興味をお持ちの方は、ぜひご参加ください。
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