2025年の東京をつくる 東京ホームタウンSTORY

東京ライフシフト

気軽に参加したプロボノで、初めて触れた地元・八王子の地域活動

地域活動×ライフシフト 実践者インタビュー
早田 優子さん(テーマパーク運営企業勤務)
2021年8月25日

大学卒業後、一つの企業で20年間マーケティングの仕事に携わってきた早田さん。何か違う世界を知りたい、培ってきたスキルを他の分野で役立てられないだろうか?と、2020年に東京ホームタウンプロジェクトのプロボノに参加し、初めて地域活動に触れたそうです。八王子市の生活支援団体ネットワークを支援するプロジェクトに参加された理由や、多数のヒアリングで地域のみなさんと濃密な時間を過ごして感じたことなどを伺いました。

 

※2021年6月30日に開催した「東京ホームタウン 入門講座『ライフシフト入門』」のゲストトークの内容を編集しています。

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地域活動は、身近な、会社とは違うフィールドで自分の強みを活かせる場

ご自身に対する気付き・変化はありましたか?

社会との出会いももちろんよかったのですが、本当によかったなと思ったのは、プロジェクトで一緒に活動したチームのメンバーに出会えたことです。というのは、同じ会社で似たような仕事をしている人たちではなくて、普段とは違う仲間と活動するからこそ、あらためて自分の強みに気付かせてもらえました。私の場合はマーケティングスキルを活かせるかなと思って参加したのですが、正直、本当に役に立てるのかな…と不安もありました。でも、チームメンバーから「すごいね!」と言ってもらえて、日頃何気なくやっていた仕事にも自信を持つことができました。まだ自分の強みが分からない人にとっても、一緒に活動するチームの人が他の会社ならではの視点で褒めてくれるので、強みを見つけてもらえる場にもなると思います。

プロボノ参加にあたって、周囲の反応は?

もともと好奇心旺盛で、何事もとりあえずやってみようというタイプなので、友人や夫、子どももすんなり受け入れてくれました。会社も副業などを奨励しているので、すごく皆さん好意的に、興味を持って見てくれていました。プロボノ参加で不安に思われる方が多い部分かと思いますが、時間の使い方は自分でいくらでも調整できますから、そこで周囲に迷惑をかけないことは意識していたところですね。

今後のライフプランは?

キャリアの棚卸しをなんとなくしていますが、最終地点はずっと変わらなくて、「旅人」になることです。あったかい時にあったかい場所にいられるような、そんなふうに世界中を旅できる健康とお金を持って生活をして、死ぬ時に「あー楽しかった」って言いたくて。その間に何をしていくかということの一つとして、地域活動ってすごくいいなと思っています。
先日何かの本で読んだのですが、人間にとっての究極の幸せって四つあるそうで、①人に愛されること、②人の役に立つこと、③人に褒められること、④人に必要とされること、なのだそうです。その本の著者の方は②~④は仕事で実現できると書かれていましたが、もし仕事がなくなっても、地域活動でも実現できると思いました。私は特に「褒められたい」「人に必要とされたい」って思うんですけれども(笑)、実際、私はプロボノで活動してからの1年くらいで、この二つがすごく満たされたと実感しました。地域活動は、身近でそうした実感を持てる場にもなって、自分本位で恐縮ですが、楽しく自分が幸せにいられるきっかけになるかなと思います。そういった意味でも、これからも携わっていきたいです。

<「入門講座」参加者からのQ&A>

Q. 地元・八王子の地域に踏み込む時に、何か自分の中のハードルというのはありましたか? 知っているまちの知らなかった面を知るってどういう感じなのでしょうか。

A. ハードルは全くありませんでした。22年間八王子で育って、親しみがある街。そして両親がまさに地域活動において支援対象の年齢でもあるため、親孝行ができる気持ちでした。また、あわよくば知り合いに会えるのではないかと、うきうきしていました。
知らなかった面は、助け合い活動や自治体の取り組みも含めた、高齢者に関する地域活動全般ですが、自分がいずれ通る道であり「知らないといけない面」ですので、それを身近な地域から始められたのは運が良かったと感じています。まずは知って、自分たちや子どもたちが将来暮らしやすいよう、考えていかなくてはいけませんね。

Q. 初めて地域活動に参加されてみて、面白かった!よかった!と感じたのはどんなところですか?

A. 今地域活動に参加されている方は、年齢を重ねても「積極的に人生を楽しんでいる」先輩方です。その生き生きとした姿を感じられました。また、そういったみなさんが持つアイデアを、今回私たちが “つなぎ合わせ”、未来につながる結果に少し貢献できたのではないかと思います。この2つは面白く、良かったと感じました。

Q. その後、お住まいの地域や八王子で、何か地域活動に参加されていますか? 私も何かしたいのですが、子どもが小さく余裕がありません。

A. 今住んでいる地域では、子どもの学校や習い事などでの保護者の活動だけで、高齢者との地域活動にまでは参加できていません。八王子も、またお声がけいただければいつでもと思いますが、現在は特に行っていないです。ただ、何かやりたいと思ったらすぐに行動できるように、日頃から自分が通る道の幅を広げて、細くつながっておくことは意識しています。地域活動はたくさんあるので、子育てに関するものなど、今自分が必要なこと、興味あることから広げていくのも良さそうですね。

東京ホームタウンプロジェクトの支援先、参加者、協力団体などをご紹介します。

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