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    東京ホームタウンSTORY

    2025年の東京をつくる 東京ホームタウンSTORY

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    【参加者の声】提案企画の実現にも感動!「自分のスキル」に気付けたプロボノ経験


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    多様なチームメンバーは、まるで「やる気があるアベンジャーズ」!

    私自身は、支援先の皆さんとのやり取りへの不安はあまりなかったです。それは、日頃仕事で行っているクライアントや協力企業とのやりとりとそんなに変わらないかな、という印象を最初から持っていたからかと思います。どちらかと言うと、チームのメンバーが、組織も文化も全然違う人たちが集まっているので、短い期間で成果を上げられるようなチームワークが取れるかどうか、というところが正直一番不安だったなという覚えがあります。私、うまくやれるのかなと。
    実際、意見がぶつかることもありました。ただ、多少の衝突があったとしても、落ち着いて考えると、「みなさん全員、自発的にこの場に集まっていて、仕事ではできないことをやりたい思いがあり、とにかくやる気に溢れている」ということに気付くんですね。それに、やっぱりそれぞれ違うスキルをお持ちなんです。いろいろなところから、いろいろな仕事、いろいろな世代の人が集まっていて、私たちのチームは30代から60代までいらして、一人一人の持ってるスキルが違うから、アベンジャーズみたいだなって思って(笑)。なんだか、やる気に溢れるアベンジャーズだって思うと、「よし!やるぞ」と自分の気持ちも盛り上がりました。そして、最終的には1カ月で本当にすごくいいチームになって、皆さんがどんどん意見出してくださったからこそ、いいアイデアがたくさん生まれたのだと思います。

    ミーティングでは役割を持ち回り制に。意見を出しやすいフレームづくりも

    プロジェクトの進め方としては、私も最初はリーダーをやりながら、みなさんに何かお願いすることにためらうこともあったのですが、全員に毎回持ち回りで書記やタイムキーパーなど役割を持っていただくことで、皆さん自身も充足感が上がるというか、参加して自分が何かを成し遂げたな、という思いが高まるんじゃないかなと途中から思うようになりました。それが、最終的に成果を生み出すためにも、とても重要だったように思います。
    支援先の方々については、とにかくわからないことはすぐに聞くようにしていました。このプロジェクトで初めて出会って、バックグラウンドもまったくわからない状態ですので、わからないことはどんどん聞いたり、ミーティングの場を積極的に設けたりしていました。
    また、こういうフォーマットにアイデアを埋めていきましょう、とフレームを決めて、やりかたを明確にすると作業は進みやすくなり、たくさん、いろいろな角度から書いてくださったりしたので、意見を出しやすくなるようなフレームづくりはメンバーみんなで考えて、すり合わせをしていました。

    プロボノは、普段と違う環境に置かれるからこそ「自分のスキル」に気付ける機会

    プロボノに参加してみて、自分にとって本当によかったなと思うのは、今の会社や肩書きから離れた時に自分のスキルや価値って何があるんだろうか、ということや、普段と違う環境や人間関係の中に置かれた時に初めて、「私、こういうこともできるんだ」と気付ける機会になったことです。おそらく参加される皆さんの多くが、これからご自身の会社や仕事から離れた時に、一人で何ができるんだろうとか、別の仕事として何ができるんだろう、と漠然と不安に感じていらっしゃるのかなと思うのですが、それを発見する機会として、プロボノは本当に有効だなと思います。ぶっちゃけたお話をしますと、ここで失敗してもお給料に響いたりもしないですし(笑)、いろいろなチャレンジの場として活用いただいて、それが支援先団体のためにもなるというwin-winな状態が作れると思うので、ぜひこの機会を満喫していただければと思います。

    東京ホームタウンプロジェクトの支援先、参加者、協力団体などをご紹介します。

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