分科会7 活動を多拠点で展開するための知恵
分科会7 活動を多拠点で展開するための知恵
地域づくりの活動がひとたび動き始めると、そこには人が集い、活動の輪が広がっていきます。活動が広がる中で、2カ所、3カ所と活動拠点が広がるとき、そこにまた新たなチャレンジがあります。
複数の拠点に活動を広げていくときに、活動の質をどう保つか、ボランティアの体制をどのように構築するか、拠点ごとに自立した運営を実現する工夫とは?
介護予防活動、認知症カフェなど、さまざまな形での拠点展開の取り組みや今後の構想、コツや工夫などを伺います。
●事例報告
[目黒区]NPO法人 Dカフェまちづくりネットワーク 資料
[狛江市]元気スクールグループ 資料
[杉並区]杉並区地域包括支援センター
「ケア24高井戸」「ケア24南荻窪」 資料
◆分科会当日レポート◆
周辺地域において活動を他拠点で展開している団体が各拠点での取り組みを紹介しました。普段全く違った活動をしている、Dカフェまちづくりネットワーク(認知症カフェ)と元気スクールグループ(介護予防体操)は共通して、複数の拠点で共通の認識を持ちながら、各拠点の地域特性に合わせた取り組みを行うことを大切にしていました。
杉並区の地域包括支援センターは、地域住民の目線を一番大切にしながら、担当区域を越えて連携するための工夫を、具体的な事例を踏まえて説明しました。
参加者のみなさんからは、「担い手の育成方法」や「拠点間の連携方法」などに関する数多くの質問が寄せられました。さまざまな団体や地域で活かせそうなヒントがつまった分科会となりました。