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    プロジェクト詳細

    杉並区 伴走支援

    ケア24高井戸(杉並区地域包括支援センター)

    都市部ならではの“居心地のよい”つながり方を、住民同士で探そう。



    杉並区の南西部に位置する、宮前地区。同地区は戸建ての高齢単身世帯が増えており、さらに一部の地域には町会がありません。町会が管理する回覧板も当然まわらないので、区の情報が十分に行き渡っているかも不安です。新しい居住者の方の顔も見えにくく、地域全体の高齢化が進む中で、“いざ”という時への不安の声が、住民から上がっていました。

    杉並区では、地域高齢者の総合相談窓口である地域包括支援センターを「ケア24」という名称で運営しています。「このままでよいのか」という想いを持ったケア24高井戸とケア24南荻窪が連携し、地域で以前から見守り活動をおこなってきた区の「あんしん協力員」という住民ボランティアの有志の方々とともに自分たちの住む地域について考える場を2017(平成29)年8月に開きました。ここに参加した3名が、「ステキな歳の重ね方」を考える講座を自分たちで企画し、実施することになりました。

    こうした住民主体の動きを、ケア24としても宮前地区全体として後押ししていきたい。そこで、宮前地区が担当区域に入っている4つのケア24(ケア24高井戸、ケア24南荻窪、ケア24久我山、ケア24西荻)が「チーム宮前」を結成し、住民主体の活動を支援、また連携しながら、宮前地区の住民が本当に安心して暮らせる地域づくりに取り組むことになりました。

    さらに、この動きを宮前地区にとどめるのではなく、区内の地域包括ケアシステムの仕組みづくりのモデルの一つとして発信できるよう、東京ホームタウンプロジェクトの伴走支援プログラムとして、アドバイザーが現地訪問支援を行うことになりました。

    現地訪問支援に先立って、2017(平成29)年7月・8月に実施した個別相談の中で、杉並区という都市部に住む方々は、お互いの関係性に深入りしすぎない、程よい距離感を保ちながら、“いざ”というときに助け合える、ゆるやかな関係性を求めているのでは、という仮説が見えてきました。
     
    都市部ならではの、居心地のよいつながりづくりを目指し、チーム宮前の挑戦が始まります。

    (本記事は2017年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    ケア24高井戸(杉並区地域包括支援センター)
    所在地
    〒168-0071 東京都杉並区高井戸西1-12-1
    ホームページ
    http://www.sugi-chiiki.com/care24-takaido/

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2018.03.01
    2017.10.04

    チーム宮前が開いた会合をきっかけに立ち上がった、住民主体のグループ「宮前まちづくりの会」が初めて実施した講座「『ステキなとしの重ね方』を考える〜第1回自分のトリセツ(取り扱い説明書)」に、東京ホームタウンプロジェクトアドバイザーのコミュニティビジネスサポートセンタ(CBS)が同席をし、現場の様子を伺いました。講座後にふりかえりを行うとともに、今後のスケジュールや支援内容について検討しました。

    2017.10.04

    ※「『ステキなとしの重ね方』を考える〜第1回自分のトリセツ(取り扱い説明書)」の会場となった建物

    2017.11.02

    関係者とCBSで、今後の方向性について打ち合わせを行い、その中で整理・連携が必要な区内の別事業等の洗い出しを行いました。

    2018.01.11

    今回の取組みを区全体に広げてゆく前段階として、ケア24高井戸を含む地域の4つの地域包括支援センター担当者(チーム宮前)と、区担当者および第1層コーディネーターとの情報共有の場を設けました。 区内各地域の住民主体の活動の様子や、それらは地域包括ケアのしくみのどこに位置づけられるか等の共有ができました。今回共有した点は、3月に区内で実施する関係者向けのイベント内容に盛り込むことになりました。

    2018.03.01

    関係者(第1層・第2層の生活支援コーディネーター、行政、社会福祉協議会、地域包括支援センター等)が参加した区内の報告会にて、今回の一連の取組みについても報告されました。 今回のような、地域包括支援センターが住民主体の活動を後方支援し広めていった動きが、これからの区内全域における地域包括ケアの仕組みづくりに向けた1つのモデルとして、関係者間で認知されました。

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