プロジェクト詳細
ちょこっと支援旭が丘
たとえ小さなことでも、近所で困っている方の力になりたい。想いを実現していける仲間と共に!
事前オリエンテーション:9月30日(土)14時~17時@オンライン
成果発表会:11月4日(土)10時~12時@オンライン
「ヒアリング会」「提案会」の日程は支援先団体とプロボノチームで調整
開催場所:東京都西多摩郡瑞穂町むさし野1-5 26号棟団らん室
※現地参加推奨ですが、やむを得ず現地参加ができない方はオンライン中継での参加も可能です。
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令和元年から活動する「ちょこっと支援旭が丘」は、西多摩郡瑞穂町の都営住宅34棟の住民を対象に、日々の“ちょこっと”したお困りごとを支援している団体です。瑞穂町で平成30年度に行った生活支援ニーズ調査(アンケート)をきっかけに、「地域の支え合い活動に参加したい」「地域住民の生活の力になりたい」と手を挙げた人たちが立ち上げ、今は4名のメンバーが活動を続けています。
高齢化が進む都営住宅では、一人暮らしの方が多くおられます。毎日の生活のなかで、ちょっとしたことをお手伝いしてくれる人がいることはとても心強く、安心です。
これまで「ちょこっと支援旭が丘」に寄せられ、お手伝いしてきたお困りごとには、ゴミの日に集積所まで出しにいく作業や、電球の交換、サッシが外れてしまったときに直す作業、また病院への送り迎えや灯油の購入支援などがありました。買い出しや、洗濯物干しと取り込みを継続的に依頼されているという方も。また、通販でこたつを購入したけれど組み立てができないという相談があり、訪問して一緒に組み立てを手伝った際には、お一人暮らしでご家族も遠くに住まわれていることから、とても感謝されたといいます。
「ささやかなことだけど、やれることをやろう」「元気そうに見えても困っている人はいるのではないか」。そんな想いで活動を続けてきた団体メンバーも、3名は80歳を超えました。かつてはできていたことへの対応が、少しずつ難しくなります。例えば、灯油の持ち運びのような力仕事や、自動車の運転が必要になる送り迎えなど、ニーズに応えたくても応えきれなくなっていくもどかしさを抱えておられます。
利用者のニーズはというと、立ち上げ当初から利用されていた方の生活環境等の変化もあり、依頼は減少していますが、生活支援ニーズ調査の結果によると、お困りごとを持つ方は都営住宅内で約100人もいらっしゃるそうです。依頼があっても対応できないのではないかとお困りごと募集に不安を持たれているメンバーの心情もあり、少し活動が緩やかになりつつあるのかもしれません。
「一人暮らしの高齢者の中には、離れて暮らす子どもさんがたびたび訪れては、生活のお手伝いをされていることもある。でも、日常のほんの小さな変化に気づけることや、遠くから呼びつけるまでもないお困りごとを助け合えることは、住民同士の私たちだからこそできる支え合いだと思う」
こうした想いを共に実現してくれる新たな仲間を迎えることができたなら。心強くもあり、地域の支え合いの好循環につながっていくのではないかというのが、メンバーのみなさんの希望です。
団体の活動をサポートする瑞穂町の高齢者支援センターのみなさんも、「『ちょこっと支援旭が丘』のみなさんは、これからのまちと、そこで暮らす人たちの生活をまるごと自分ごとのように考えてくださっている方々。メンバーのみなさんの想いを全力でバックアップしたい」と語ります。
想いを共にする仲間を募り、地域の支え合いの輪を広げるために。新たな一歩となるプロジェクトが始まります。
<プロジェクトの内容>
「ちょこっと支援旭が丘」の活動を一緒にやっていきたいという仲間を募集するためのチラシを作成します。団体メンバーと、団体をサポートする高齢者支援センターのみなさんの声、町内の生活支援ニーズアンケートの結果を基に、「ちょこっと支援旭が丘」と活動地域(都営住宅)に合ったボランティア募集チラシとその活用法を考えていきます。
団体基本情報
- 団体名
- ちょこっと支援旭が丘
- 活動開始時期
- 2019/令和元年
- 代表者名
- 桑原 マサ子
- 所在地
- 〒190-1213 東京都西多摩郡瑞穂町むさし野1-5 26号棟団らん室
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進捗率
進捗状況
オリエンテーションを実施しました。チームのミーティングでは今回のプロジェクトへの意気込みや今後の進め方について話し合いを行いました。いよいよプロジェクトのスタートです。これから1カ月、楽しみながらも真摯に団体さまの課題に取り組んでいきます!
オリエンテーションを実施しました。
チームミーティングを実施しました。ヒアリングまでのタスク整理とチームメンバーでの役割分担を決めました。
2回目のチームミーティングを実施しました。前回整理した各自のタスクを持ち寄り、ヒアリングの進め方を確認しました。
ヒアリング会を実施しました。本プロジェクトでは、ちょこっと支援をしてみたい!という仲間を募集するためのチラシを作成します。ヒアリングでは、まず現在の活動状況や団体が抱える課題の確認を行いました。課題を解決するために、どういった内容をどういう様式でチラシ作りを進めるか、イメージを共有できました!
チームミーティングを実施しました。ヒアリング結果をもって、チラシの必要情報の整理と成果物作成に向けた役割分担をしました。
ちょこっと支援旭が丘さんの相談会兼定例会に伺い、活動現場見学を実施しました。
チームミーティングを実施しました。各自成果物案を持ちよりお互いにフィードバックを行い、提案会当日までのタスク整理と当日の進め方を相談しました。
ちょこっと支援旭ヶ丘の提案会を実施しました。団体のニーズにより応えるために、予定していた担い手募集チラシに加えて、参加者募集チラシ、掲示板用ポスター(2種)の4パターンを提案しました。チラシについて意見交換をし、最終納品は担い手募集チラシ、参加者募集チラシ、掲示板用ポスターの3種類納品することで合意しました。
提案会での指摘事項を反映し、成果物の納品を完了しました。チラシは支援者募集、利用者募集、掲示用ポスターの3パターンの納品となりました。
プロボノチャレンジの1ヶ月の成果の発表です。初めて出会ったプロボノチームのメンバーが、これまた初めて会う団体の皆さまの課題を解決していくプロボノチャレンジ!それぞれのチームの成果を発表する成果発表会が無事終了しました。みなさん、1ヶ月間、本当にお疲れさまでした。
成果
支援者・参加者双方を募集できるチラシ、ポスターを作成
ちょこっと支援旭ヶ丘は瑞穂町の都営住宅内で活動する団体で、都営住宅の住民の日々のちょっとした困りごとを解決するために、結成以後活動を続けてきました。支援者の高齢化も進み、今後も活動を継続していくために、支援者募集チラシ作成のプロジェクトが始まりました。
プロボノチームはヒアリングの中で、「以前はもっと利用者がいたけど減ってしまった」「困っている人は絶対沢山いるはず」「私たちも少しずつ支援を受ける側になってきている」といった団体さんの実際の声を聞きました。
そして、プロボノチームは「まずは支援者募集チラシが必要だけど、やはり利用者ももっと増えて欲しいという団体さんの想いを感じた」「住民みんなの目につく掲示板。目立つポスターが貼れるともっと手が上がるはず」と、支援者募集チラシに加え、利用者募集のチラシ、掲示用ポスターと全3種のチラシを作ることに。出来上がったチラシをお持ちした提案会では、団体のみなさんには「すごく素敵なチラシになってうれしい!」と本当にこぼれるような笑顔で受け入れていただくことができました。
配布用チラシは都営住宅内に配布予定で、全34棟へのポスター掲示もされています。