プロジェクト詳細
新宿区高齢者クラブ連合会
新宿区4000人のシニアが集う高齢者クラブ。その魅力を伝える会話のきっかけをつくる!
事前オリエンテーション:9月30日(土)14時~17時@オンライン
ヒアリング会:10月8日(日)9時~12時頃@戸山シニア活動館
提案会:10月29日(日)13時~16時頃@戸山シニア活動館
成果発表会:11月4日(土)10時~12時@オンライン
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「地域の高齢者の老後の生活を健全で明るいものにするために」をスローガンに新宿区高齢者クラブは活動しています。そんな新宿区高齢者クラブの「相互連絡と親睦をはかり、単位クラブの運営と活動についての情報交換と研究を行うこと」を目的に組織されたのが新宿区高齢者クラブ連合会。
新宿区高齢者クラブ連合会は、新宿区にある92の高齢者クラブをまとめる組織で、会員数は合計で約4100名に上ります。年間の活動を眺めると、グラウンドゴルフ大会、春季福祉大会、輪投げ大会等の各種大会をはじめ、歩行会やストレッチ体操、女性部として手芸などが催されており、年間延べ2500名の方々が活動に参加しています。
そんな高齢者クラブ連合会ですが、各クラブとも加入者減少と後継者不足が課題です。
「転入者に声掛けは続けているけれど、加入にはなかなか繋がらない」「若い参加者が増えるといいなと思うが、60代はまだまだ現役で仕事をしていて老人会には入らない」「そろそろ世代交代をと考えるけれど、なかなか引き受けてくれる方が見つからない」・・・。
役員会に集った、各地区を代表する会長の皆さんは異口同音におっしゃいます。
活動や声掛けは積極的に行っているものの、加入は増えない。なぜでしょうか。
その理由の1つに、各高齢者クラブの魅力をうまく発信できるツールがないことが挙がりました。
現在年間16,000部の機関紙を発行していますが、各クラブの活動ではなく連合会としての資料になっていて、問い合わせしてみるまでは各地域で加入できるクラブがどんな活動をしているか分からないのが現状です。
「今は問い合わせも一括して区役所で受けていますが、コーラスに興味があるんですと問い合わせくださっても、ごめんなさい、お住まいの地域ではやっていないんです、というやりとりで終わってしまうこともしばしば」と語るのは新宿区福祉部地域包括ケア推進課の和泉さん。それぞれの地域で各クラブの活動内容が分かり、直接クラブへの問い合わせがしやすい状況が整うとよさそうですが、各クラブで個別に1からチラシ等を作成するのはハードルが高いようです。
「それぞれのクラブごとにアレンジできる、チラシのひな型があったらうれしいな」
「自分のクラブのアピールポイントを書き込めたりするといいかもしれない」
「そうしたら、そのチラシをきっかけに会話ができて、加入者も呼び込みやすくなるはず」
そんな前向きな声が役員会で聞こえてきました。
<プロボノプロジェクトの内容>
本プロジェクトでは、新宿区高齢者クラブ連合会に対し、各クラブが自クラブの活動内容を発信できるような、A4両面程度のチラシのひな型作成に取り組みます。
高齢者クラブとは何か、というところから最初の会話のきっかけになるようなものを目指し、超高齢化がますます進む新宿において、各クラブが地域の高齢者の孤立を防ぐ居場所になれるよう活動の発展につなげていきます!
団体基本情報
- 団体名
- 新宿区高齢者クラブ連合会
- 活動開始時期
- 1963/昭和38年
- 代表者名
- 髙田 正利
- 所在地
- 〒160-8484 東京都新宿区歌舞伎町1-4-1
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進捗率
進捗状況
オリエンテーションを実施しました。チームのミーティングでは今回のプロジェクトへの意気込みや今後の進め方について話し合いを行いました。いよいよプロジェクトのスタートです。これから1カ月、楽しみながらも真摯に団体さまの課題に取り組んでいきます!
ヒアリング会を実施しました。ヒアリング会での質問を事前にチームでとりまとめ、ヒアリング会当日に団体さまの理解を深めるための質問をさせていただきました。団体さまの困りごとや現状など、いろいろな情報を得ることができました。
ヒアリングでの情報をもとに、成果物の検討を行い、チラシの概要をまとめていきました。
提案会に向けての打合せを行いました。
提案会を実施しました。チラシの活用方法やポイントを説明し、団体のみなさんとの意見交換を行いました。
成果物の納品を実施しました。
プロボノチャレンジの1ヶ月の成果の発表です。初めて出会ったプロボノチームのメンバーが、これまた初めて会う団体の皆さまの課題を解決していくプロボノチャレンジ!それぞれのチームの成果を発表する成果発表会が無事終了しました。みなさん、1ヶ月間、本当にお疲れさまでした。
成果
連合会のみなさんがそれぞれでカスタマイズして使ってもらえるチラシを作成!
新宿高齢者クラブ連合会は、新宿区にある92の高齢者クラブをまとめている組織で、それぞれのクラブごとに活動の種類や課題が異なっています。また、規模が大きいために、なかなか共通の機関紙では伝えきれないことが多々あります。
そこで、各クラブごとにカスタマイズできるチラシのひな形を作ることになりました。
連合会で共通に使えるキャッチコピーを検討したり、自由に書き込める枠を工夫したりしました。
現状の団体の問題点や課題をヒアリングさせていただきながら、校正とデザインを決めていき、サイズはA4両面で片面ずつでも使用可能とし、データ入力でも手書きでも使えるように配慮しました。また「高齢者」というネーミングの使用を控え、キャッチコピーを使用したり、クラブ名の欄や自由に書き込みできる欄を作りました。随時写真やコメント、行事スケジュールを入れられるようにできています。外国人の方にもわかるようなキャッツコピーも入れています。データ入力がだれでもできるように、ファイル形式はwordとexcelの2種類を作りました。
これらのチラシを出来るだけたくさんの方に使っていただけるように、文字や色についての説明や、画像素材やフリー素材のURLもわかるように工夫されています。
チームメンバー
- プロジェクトマネージャー
- 石丸さん
- チームメンバー
- 海沼さん 丸山さん 徳澄さん