日野市 1DAY|スペース活用ワークショップ

浅川リバーハウス

なつかしさ漂う空き家が舞台。「役割」と「しごと」が生まれる多世代交流の拠点づくりへ。



浅川沿いにある空き家を活用している浅川リバーハウスの看板には、活動のコンセプトである「「役割」と「しごと」をつくる場所」という言葉が掲げられています。そこには、日野市内で地域の人を巻き込んで小さな経済圏をつくりたい、という代表の壷井あゆみさんの思いが込められています。

デザイン会社をやっている壷井さんが地元の日野市に戻ってきたのは6年前。地元の人々を巻き込んだ事業に取り組みたいと思い、日野市の空き家活用マッチング事業を活用して浅川リバーハウスとなる空き家と出会い、活動を始めました。

大事にしているのは、「役割」と「しごと」。「誰もが必ず誰かのために何かができる」という考えのもとで、地域の人々の得意なことや好きなことが、地域の誰かの困りごとに貢献できるような拠点をつくりたいという思いがあります。例えば、「小型家電が壊れてしまった」という人から相談があれば、電気メーカーを定年退職した人に見てもらい、簡単な修理をしてもらう。そのようなマッチングを通じて、困りごとが解決されると同時に、修理した側も「ありがとう」の言葉をもらい、自分の技術が活かされるという実感を得ることができます。

コロナウイルスの影響を受ける前は、地域のさまざまな人々が、好きなこと、できること、人脈などを持ち寄って、音楽コンサート、映画の試写会、展示会、そして認知症カフェ、庭での野菜作りなど、多様なイベントを行っていました。さらに、近隣の農家で採れた地産の野菜を販売したり、市内のスーパーにかけあって週2回の移動販売車を近隣の公園に誘致するといったことで買物弱者対策を試みています。子どもから高齢者まで、多世代を対象としたイベントを数多く開催していますが、企画をするのは地域の人々。壷井さんは、イベントのチラシを作るなど、広報活動などの観点からイベント実現をサポートしています。イベントに参加する人は、年間に累計で200〜300人程度にのぼっています。

「昔は、シニアをターゲットにした取り組みには、前向きになれなかった」と話す壷井さん。一般的な高齢者サロンのイメージのように、ただお話をして帰っていくという形式では、役割としごとが生まれづらい、という思いがあったようです。ただ、いまでは認知症カフェを始めるなど、高齢者を巻き込んだ活動にも取り組んでいます。地域のことを考えていくと、高齢者なくしては成り立たない。高齢者は持っている情報も少なく、困りごとを自分自身で解決するのも難しいことが多い。そのような困りごとを地域でサポートできる仕組みをつくるためにも、高齢者を対象とした取り組みを増やしていく必要があるのかもしれないと壷井さんは考えています。

多世代が交流できる場としては、これまで屋内で人の集まる食事会などを開催していましたが、コロナウイルスの影響を受けて中止。現在は、屋外で行う畑作りなどの活動を継続して取り組んでいます。畑作りは、土づくりから行って野菜の栽培などを行っており、高齢者が中心となりながら、子どもたちも食育として関わることもある取り組みです。今後は、このような活動も広げながら、多世代交流の場を充実させていきたいと、壷井さんは考えています。

今回のプロボノプロジェクトでは、浅川リバーハウスという空間を活用して、今後どのような取り組みを広げていくことができるかを考えます。例えば、畑作りをどう広げていくか。食事会をどのように再開させるか。地域の人々とともに、どのような新しい活動が展開できるか。そこに、「役割」と「しごと」が生まれるような、浅川リバーハウスらしいスペース活用のアイデアを生み出すことを目指します。

団体基本情報

団体名
浅川リバーハウス
活動開始時期
2018/平成30年2月
代表者名
壷井あゆみ
所在地
〒191-0055 東京都日野市西平山2-9-30
ホームページ
https://www.facebook.com/AsakawaRiverHouse

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進捗率
完了
進捗状況

最終更新 2020.11.22
2020.10.24

8チーム合同で事前オリエンテーションを実施しました。チームメンバーの初顔合わせを行い、支援先団体の事前情報の確認や、本番当日までの準備の進め方などについて話し合いました。11月21日の本番が楽しみです!

2020.10.28

Zoomで支援先団体との打ち合わせを実施しました。

2020.11.03

メンバーが活動体験・現場視察を実施しました。

2020.11.08

メンバーが活動体験・現場視察を実施しました。

2020.11.21

お互いの自己紹介を行ったうえで、チームメンバーが事前に準備した企画アイデアをもとに、ワークショップを行いました。

2020.11.22

成果物の納品を実施しました。

成果

「役割と仕事をつくる場所」を活用する25のアイデアを提案

「役割と仕事」を生み出していくためには、まず地域内で「ホスト役となる人たち(=仕事を提供する人たち)のネットワーク(繋がり)を最大化」することが必要と考えたプロボノメンバー。そうした前提で、浅川リバーハウスの場所を活用するアイデアをそれぞれ考え、合計25もの企画を提案しました。

事前に団体側に確認をしてアイデアを絞り込み、1DAY当日はさらにブラッシュアップした企画内容を提案。1DAY本番では、実現するアイデアを3つに定め、それに基づき団体と一緒に年間のアクションプランを計画しました。

団体の壷井さんからは「とてもクリエイティブで有意義な時間を過ごさせていただきました」と感謝の言葉をいただき、これからプロボノメンバーと共につくった計画をもとに、新しい一歩を踏み出すことを決意いただきました。


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