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    プロジェクト詳細

    世田谷区 伴走支援

    世田谷区高齢福祉部介護予防・地域支援課

    初めて挑戦する参加型講座企画。地域活動の担い手発掘を目指す。



    世田谷区では、「住み慣れた地域で支えあい、自分らしく安心して暮らし続けられる地域社会」=地域包括ケアシステムの構築に向け、区内を5つの地域、27の日常生活圏域に分け、地域の実情に応じた支えあいの仕組みづくりを推進しています。

    この中で世田谷区高齢福祉部介護予防・地域支援課では、介護予防・日常生活支援総合事業(略称:総合事業)*注1をはじめ、各地域において住民主体で運営するサロン・ミニデイ等に対する支援や、生活支援コーディネーターを中心とした協議体による地域資源の創出等に取り組んでいます。それらと連携して、高齢者へのきめ細かい介護予防・生活支援サービスを拡充するとともに、高齢者自身が担い手として社会参加することにより、介護予防の取り組みを推進していくことを目指しています。

    しかし、まだまだそうした活動の担い手が不足しているのが現状です。そこで今年度(2017年度)は、地域参加に対する住民の「きっかけづくり」に力を入れることになりました。2017(平成29)年9月の健康長寿をテーマとした講演会を皮切りに、区内5地域で区民参加型の講座を開催することを通じて、地域の人同士が互いに出会い、地域に参加するきっかけをもってもらうことにしています。とりわけ、「通所型サービスB*注2」の担い手が区内で不足していることから、この担い手の発掘にもつなげていきたいと考えています。

    講座の進行役は区の担当者、その他各グループを担当するファシリテーターも区職員で分担し取り組みます。しかし、住民参加型での講座全体の設計から、当日の進行・ファシリテーションまでを含めて、職員のほぼ全員が未経験。そこで東京ホームタウンプロジェクトの伴走支援プログラムでは、参加型の講座の企画設計や、当日の運営・ファシリテーションの方法、さらに講座後の有効なフォローアップの方法等について、東京ホームタウンプロジェクトアドバイザーが実際に現地訪問をしながら、共に考え、支援していきます。

    *注1:介護保険制度上の地域支援事業の1つ。地域の実情に応じて、住民等の多様な主体が参画し、多様なサービスを充実することで、地域で支え合う体制づくりを推進し、要支援者等に対する効果的かつ効率的な支援等を可能とすることを目指す。
    *注2:総合事業の要支援者等を対象とした通所型サービスのうち、有償・無償のボランティア等により提供される、住民主体の支援活動。

    (本記事は2017年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    世田谷区高齢福祉部介護予防・地域支援課
    所在地
    〒154-8504 東京都世田谷区世田谷4-21-27
    ホームページ
    http://www.city.setagaya.lg.jp/soshiki/7113/7132/index.html

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2017.11.28
    2017.08.28

    現状のヒアリングを行い、今後の方向性とスケジュールを確認しました。その後、9月から開催する講座について、内容の検討を行いました。

    2017.09.05

    前回の打合せを踏まえて、本講座の開催経緯、世田谷区および担当課の実施に向けた意向を再度確認し、講座内容の改善を行いました。また、講座に先立って開催された講演について、当日の様子を共有しました。

    2017.09.14

    第1回の講座に立ち合いました。講座終了後には振り返りと、次回の講座に向けた修正点などについて打ち合わせを行いました。

    2017.09.14

    第1回講座の様子(2)

    2017.11.07

    第5回の講座に立ち合いました。第1回講座以降、随時電話やメール等でのやり取りを経て、内容や進行がとてもよいものになっていました。今回の様子を踏まえて、来年度以降にいかに続けるか、また日を改めて検討予定です。

    2017.11.28

    講座全5回が無事終了したところで、関係者で振り返りを行いました。これまで講座を実施してみての感想や反省点を出し合い、今年度の成果を来年度につなげるための方針を検討しました。

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