プロジェクト詳細
長年の経験・スキル・人脈を引っ提げて、ソーシャルに飛び込む。
「ボードマッチ」日本初開催。
米国・サンフランシスコの市中心部にある大きな展示会場。毎年春先になると、150を超えるNPOが所狭しとブースを並べるイベントが開かれます。1,000人を超える来場者の顔ぶれはさまざま。会社を退職した、あるいはもうすぐ退職するシニア世代から、働き盛りの企業人、そして、NPOの研究にいそしむ大学院生まで、幅広い人たちが集まります。
「ボードマッチ」と呼ばれるこのイベントは、市民のボランティア活動を仲介するサンフランシスコ・ボランティアセンターが主催しています。
「ボード」とは、英語で「理事」のこと。ボードマッチとは、NPOと理事の候補者とをマッチングする、いわば“お見合い”のためのイベントです。ズラリと並んだブースに立ち寄る来場者に、出展するNPOが盛んに声をかけ、団体への興味・関心を持ってもらうように売り込む姿が会場のあちこちに見られます。それもそのはず、このボードマッチに出展する7割以上のNPOが、少なくとも1名以上の理事を、このイベントをきっかけとして獲得できている、という力強い実績があるからです。
NPOにとって、理事の存在は言うまでもなく重要です。
理事とは、団体の重要な意思決定に関わる人であり、団体を代表し団体の顔になる人であり、そして、団体にとって貴重な「金脈」「人脈」を引っ張ってきてくれる人でもある。つまり、理事を強化することは、NPOの基盤強化に直結する。だからこそ、NPOも、実力と意欲と団体への理解がある理事を獲得しようと躍起になっているのです。
日本においても、長年企業で培った経験・スキル・人脈が有効に活かされれば、NPO・地域活動に与えるインパクトは、きっと大きいはず。
そこで、東京ホームタウンプロジェクトでは、日本におけるシニア世代の新たな社会参加促進のモデルとして、日本初の「ボードマッチ」開催に挑戦します!
東京のNPO・地域団体と、アクティブシニアをはじめとする企業人が、NPOの力強い担い手として参画するための出会いの場。日取りは2016年2月18日、場所は東京・大手町「日経ホール」での開催が決定しました。
さらに、東京ホームタウンプロジェクトでは、このボードマッチ本番に向け、現役引退後の生活を充実させたいと望む皆さまを対象に、退職後の社会貢献活動を見据えた研修講座「プラチナ・ギルド アカデミー」を今秋開講します。
この講座は、企業人、特にシニア世代を対象に、NPOの基礎や事例を学び、NPOや地域活動に関する基本的理解をあたため、また、ご自身がNPOにとってどのように役立つことができるか、どのような分野で活動するNPOに深く関わっていきたいか、など、ご自身なりの考えを深めたうえで、ボードマッチの本番に臨むための準備をする場となります。
⇒ プラチナ・ギルド アカデミーについては、こちらをご覧ください
なお、ボードマッチ本番には、シニア世代の方だけでなく、幅広いビジネスパーソンや専門家のみなさまがご参加いただけます。ボードマッチの詳細については、近日中に公開します。
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進捗率
進捗状況
プラチナ・ギルド アカデミー研修第1日目を実施しました。【シニアの社会進出への期待】をテーマに、班編成と自己紹介を行いました。
プラチナ・ギルド アカデミー第2日目を実施しました。テーマは【NPOとは何か?/参加への挑戦と情熱】でした。
プラチナ・ギルド アカデミー第3日目を実施しました。テーマは【地域包括ケアの最近の展開/マッチングの成功と失敗事例】でした。
プラチナ・ギルド アカデミー第4日目を実施しました。NPO活動家の実体験発表とパネルディスカッションを行いました。
プラチナ・ギルド アカデミーの最終日。約40名の受講者を集めて、11月からスタートした研修は、座学あり、現地研修あり、交流の場ありの充実した内容で、1月16日の最終回には初回から参加した人の大半が継続して出席。活発な意見交換が行われ、最後に参加者それぞれが、人生の節目を機に、今後、どのような形で社会に、地域に、コミットしていくのか、アクションしていくのかを発表し合う場となりました。
2月18日、2015年度の東京ホームタウンプロジェクト総括イベントでは、日本初の「ボードマッチ」を開催! 理事や事務局長、ファンドレイザーといったポジションを募集したいNPO・地域団体と、外部人材とをマッチングするイベント。プラチナ・ギルド アカデミー受講者の皆さんも参加して、自分の経験・知見をどの団体でどんな形で活かせるのか、熱心にお話をされていました!