プロジェクト詳細
Chiyoda Community Connection
東京千代田区の“まちの魅力”を地域のシニアの“おもてなし”で訪日外国人へ届けたい!
シニアを中心としたボランティアによる、訪日・在日外国人に向けたガイド活動の促進を続けている「Chiyoda Community Connection」。
2020年に開催する東京オリンピック・パラリンピックに向けての機運も高まっていた2016年に「Local Life Friends」として活動を開始。2018年からはより一層千代田区の地域特性を生かし、地域とつながりながら活動を広げたいと、名称を現在の「Chiyoda Community Connection(※以下CCC)」に変更しました。ニーズに合わせて活動のスタイルを変えながらも、一貫してコミュニティと外国人のためのガイド活動を続けています。
ガイドとして活躍するのは、主に高齢者の方々。長く英語教師をしている代表の川村さんや委託した講師の方から外国語ガイドの講座や研修を行い、外国人との交流の場やガイドとしての活躍の機会をつくったり、本格的な観光ガイドとして活躍する人のサポートをしたりしています。
「英語がそこまでできなくても、観光活動に携わりたい区民が気軽に登録し、それぞれのスキルに応じて活躍できる場をつくれるようにしたい」と語る川村さん。コロナ禍となりほとんどの活動が中止せざるを得ない状況のなかでも、再始動できるとなった際に、より一層スムーズにガイドの活躍の場を設け、訪日外国人の方々をおもてなしできるようにと、着々と準備を進めています。
現在取り組んでいるのは、CCCの研修を受ける等をして観光ガイドとしてのスキルを高めた人とガイドを希望する外国人のマッチングを図る「Tokyo Chiyoda Welcomers」。アグレッシブに活動しようとしている方に千代田区での活躍の場をつくりたいと、現在作成中のウェブサイト上に区内の10の主要なツアーコースをエリアごとに紹介しているほか、これからガイド人材の紹介などもコンテンツとして追加していきたいと言います。
一方で、CCCを通じて観光ガイドとして活躍したい区民の方々に向けた仕組みについては、悩む部分も多く、まだ具体的な動きは出来ていません。
CCCの活動が外部の方に注目されることも増えてきており、区民が気軽に講座等に参加したり、ボランティアとして登録したり、逆にガイドを求める人も気軽に依頼できるような流れを今、しっかりと作っていきたいと思う一方で、川村さん一人で出来ることに限界を感じているのが現状です。
<プロボノプロジェクトの内容>
そこで今回、プロボノでは、SNSやオンラインツール等を活用し、活動内容の発信や、依頼の受付等を効率的に行える仕組みを提案・構築し、代表の川村さんだけでなく、関わるボランティアのみなさんとも共有・分担して一連の流れを進められるようなフローの開発に取り組みます。
多様な人々と資源が集まる東京都千代田区ならではと言えるCCCの活動を通じて、シニア人材の活躍機会がさらに広がり東京の魅力発信につながるよう、応援します。
(本記事は2021年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)
団体基本情報
- 団体名
- Chiyoda Community Connection
- 活動開始時期
- 2016/平成28年5月
- 代表者名
- 川村 貴美江
- 所在地
- 東京都千代田区
- ホームページ
- https://www.facebook.com/200699030275719/
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進捗率
進捗状況


全10チーム合同で事前オリエンテーションを実施しました。オンラインでチームメンバーの顔合わせを行い、支援先団体の事前情報の確認や、本番当日までの準備の進め方などについて話し合いました。

ライフシフトセミナー&チームビルディングを実施しました。チーム内で自分年表を共有し合い、それぞれの人生の歩みや経験などの相互理解を深める機会となりました。

支援先団体との顔合わせを兼ねたヒアリングの打合せをオンラインで行いました。
支援先団体の定例イベントに参加しました。
団体との打合せをオンラインで行い、支援内容について具体的なイメージを擦り合わせました。
プロボノチャレンジの本番を行いました。関係者の方々の声もくみ取りながら運営フローを具体的に検討し、オンラインツールを活用して観光ガイド等の依頼受付のフローや仕組みづくりに取り組みました。後日、運営マニュアルなどの成果物を提出します。

プロボノチャレンジに取り組んだ全10チームがオンライン上で集まり、成果報告会を実施しました。

成果
団体の想いを大事にしながら、観光ガイドの登録、運用の流れを仕組み化

本番当日を迎えるまで、チーム内及び団体との打合せを重ねて、本プロジェクトの成果物イメージを擦り合わせるとともに、観光ガイドや地域ホストの登録、ゲストの受付などの流れ、運用フローを整理しました。
本番の前半では、プロボノチームの整理をもとに、関係者の方々と一緒にガイド登録時に必要な項目などを確認。ガイドに求めることは何か、どのように運用したら良いか等のディスカッションが広がりました。
本番の後半では、効率的な登録や運用を実現できるように「Googleフォーム」を団体の主要メンバーと一緒にその場で立ち上げ。集まった情報の運用方法を確認しながら、実際に団体が運用する目線で運用イメージをつけていきました。
本番終了後には、整理した運用フロー図、Googleフォーム立ち上げマニュアル等を納品。団体からは、今後の活動の弾みとしていただけるような前向きな感謝の言葉をいただくことができました。
チームメンバー
- プロジェクトマネジャー
- 新垣さん
- メンバー
- 松本さん 中原さん 大西さん