• サイトマップ
  • 都庁総合トップ
    • 大きいサイズ
    • 標準のサイズ
    • 小さいサイズ

    プロジェクト詳細

    調布市 1DAY|チラシ制作

    地域の居場所を考える会

    地域のみんなの知恵を集結!目指すのは、高齢者も子どもも来やすい多機能型の居場所。


    多摩川流域の豊かな自然が残るなか、2017年(平成29年)に駅前が再開発されたことをきっかけに、子育て世代にもゆったりと住みやすい街として人気を高めてきている調布。
    この地域に長く住む高齢者、子育て中の方、養護施設の子どもたちなど、世代や立場を超えたみんなのための居場所を作りたい。そんな思いで、地域住民の方々が発起人となって2018年(平成30年)に立ち上げたのが、「地域の居場所を考える会」です。
    社会福祉協議会の職員が「地域福祉コーディネーター」として関わり、地域の空き家事業や高齢者支援を担当する市の職員、子育て支援を行う人など、様々な立場で地域福祉に関わる人も巻き込み、住民と多機関が連携して、地域づくりのために知恵を出し合っています。

    「地域の居場所を考える会」で2017(平成29)年から継続して行っているのは、毎週金曜日ランチタイム限定の食堂「もりもりサロン(旧ポコポコサロン)」。“どなたも歓迎”の「もりもりサロン」は、約2年間で計100回以上開催。地域の高齢者や小さなお子さん連れのお母さんなど、毎回20人近くが訪れています。
    ランチメニューは毎回500円ですが、ご飯とお味噌汁、漬物、お総菜2〜3品、そしてメインにはお刺身などが出る事も。プラス100円で、コーヒーとお茶菓子も付き、サロンに来た様々な方と相席でおしゃべりしながら、大満足のひととき過ごせます。

    そんな「もりもりサロン」は、地域住民が孤立しないようにと社会福祉協議会が推進し、市内に110か所もの拠点登録がされている「ひだまりサロン」の一つです。他地域よりも高齢化率が高い傾向にあるこの富士見町エリアでは、特に一人暮らし高齢者の方が増えていると言います。多世代が集まるサロンには、「話し相手が欲しい」とおしゃべりを楽しみに訪れる高齢者の方も多く、ご高齢のみなさんにとっても、貴重な居場所となっています。

    「もりもりサロン」が「ポコポコサロン」から名称を変えたのは、これまでに借りていたスペースが使えなくなり、拠点を変えたことが理由でした。現在は“仮”の場所として、「地域の居場所を考える会」の代表でもある細川さん夫妻が、お寺「覚證寺」(かくしょうじ)の地下スペースを提供し、そこで運営を継続しています。
    「『もりもりサロン』を楽しみに現在の覚證寺まで歩いて来てくれる高齢者の方もいらっしゃいますが、実際、高齢者が無理なく歩いて行くことができる範囲は500メートル程度までと言われています。なるべく、高齢者の方々、そして地域の住民のみなさんが気軽に来やすい場所を拠点にしたいんです」と細川さんは言います。

    「地域の居場所を考える会」のメンバーは、これまで「もりもりサロン」の他にも、児童養護施設の子どもたちがスポーツを通して地域の人と関わる機会「富士見プレイス」や「子育て広場」などを開催、運営してきました。
    現在の仮の拠点である「覚證寺」も、ゆったりとした雰囲気と心落ち着く香りに癒される素敵な場所ではありますが、今後、新たな拠点を確保することで、「もりもりサロン」と「子育て広場」の開催頻度を高めるほか、養護施設の子どもたちを地域に送り出すための機会を提供するなど、活動の幅も広げていきたいという思いがあります。

    地域のみなさんにより利用してもらいやすい多機能型の居場所を作っていくことを目指し、これまで会のメンバーは、空き家や空き店舗などを活用できないかと、様々な人々とのネットワークを活用しつつ場所探しを進めてきました。しかし、まだ条件にマッチする場所には出会えていない状況です。

    場所を見つけるためにはまず、場所を探していること自体の発信が必要ですが、同時に、会の趣旨を伝え、賛同してくれる人をさらに増やしていくこと、そして、場所が見つかった後の運営拡大に向けて、サポートしてくれる人々を募っていくことも必要になります。

    そこで今回の「プロボノ1DAYチャレンジ」のプロジェクトでは、 現在の活動、活動に関わることの魅力や関わり方を伝えるとともに、新たな拠点探しの情報提供も求める、「地域の居場所を考える会」のパンフレットを作成することにチャレンジします。


    (本記事は2019年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    地域の居場所を考える会
    活動開始時期
    2017/平成29年6月
    代表者名
    細川 智加子
    所在地
    〒182-0033 東京都調布市富士見町1-35-5

    解決したい課題別に探す
    カテゴリ別に探す
    支援内容別に探す
    地域別に探す
    プログラム別に探す

    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2019.11.08
    2019.09.21

    事前オリエンテーションを実施しました。

    2019.10.01

    活動体験・現場視察を実施しました。

    2019.10.09

    質問事項のリストアップを実施しました。

    2019.10.19

    当日オリエンテーションを実施しました。

    2019.10.19

    プロボノワークを実施しました。

    2019.10.19

    成果物の提案を実施しました。本日のワークはひとまずここで終了。新宿に移動し、全チームが集合しての成果報告会にて、本日の成果を発表。1日の労を互いに讃えあいました。

    2019.11.07

    支援先からのフィードバックを実施しました。

    2019.11.08

    成果物の納品を実施しました。

    成果

    チラシ作成をきっかけに、団体のコンセプトが決定!

    より多くの方に団体を認知してもらい、活動に共感していただいた方に、ボランティアや食材の提供、さらには活動場所の提供といった様々なサポートを募集している事を伝えるため、チラシを作成しました。事前にメールでやりとりした質問表を掘り下げて、会のコンセプトを「一人ひとりの居場所がある富士見町をめざして」に決定。このコンセプトに合わせて、会の趣旨や現在の三カ所での活動内容にサポートとして関わる楽しさや関わり方を一緒にまとめあげ、いただいた写真素材とともに情報編集しました。
    団体代表の細川さんからは「それぞれの活動を単体で紹介するチラシはあったけれど、それを一枚にまとめていただき、今後の活動拡大に弾みがつきます」とのコメントを頂きました。

    チームメンバー

    メンバー
    秋山さん 佐伯さん 須賀田さん 永井さん 中村さん
    ページトップへ戻る
    Copyright © 2015-2024 Bureau of Social Welfare, Tokyo Metropolitan Government. All Rights Reserved.