プロジェクト詳細
住み開きからはじめる、居場所と地域をつなげる「まちの縁側」プロジェクト
山口さんは、昨年度の東京ホームタウン大学院に代表研究者として参加し、活動する人と地域の人をつなぐインタビューメディア「こだいらローカルプレイヤーズ」※を、小平市で立ち上げました。大学院のプロジェクト以外にも、これまでさまざまなコミュニティやワークショップなどを通じて、地域とつながる活動を実践してきた山口さん。取り組みたい課題にも出会い、実践も重ねてきた一方で、ご自身が暮らしている地域では、なかなか活動ができていないというジレンマがあったそうです。そこで、山口さんは、ご自身の生活と活動の距離を近づけるため、引っ越しをし、新しい土地で自宅の一部を地域の居場所として開放する“住み開き”をはじめました。※https://note.com/local_players/
今回のプロジェクトでは、住み開きをした押上の拠点をフィールドにして、居場所づくりを行いながら、拠点や活動の認知向上にむけた実験を行います。住宅地の中で、人通りのある道には面していない拠点での活動を、どうやって地域の人たちに認知してもらうか。具体的には、縁台のようなベンチや屋台など、移動式のツールを活用して、まちの中にくり出し、自分たちの取り組みを積極的に発信していきます。実験を通じ、地域の人たちとの接点をつくり、拠点と地域がつながる「まちの縁側」のような機能をつくることをめざします。
(本記事は2022年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)
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進捗率
進捗状況


オリエンテーション・キックオフを実施しました。チームに分かれてメンバーと顔合わせを行い、チーム活動の開始にあたってプロジェクトの進め方のポイントを確認する機会です。いよいよプロジェクトがスタートします。

押上にメンバーが集合し、住み開きの拠点を見学し、まち歩きも行いました。
チームミーティングを行い、活動のめざす方向性を話し合いました。
人目につかない住み開きの拠点を、どうやって地域の人たちに認知してもらうか、そのやり方についてチームで議論しました。
区内の青空市に出店し、自分たちの拠点とその活動をまちの人たちに伝えました。
自分たちの拠点と活動を伝える、まちなか実験第2弾の企画を固めました。
まちなかの空きスペースを活用している団体の活動現場を見学しました。
中間共有会を実施しました。

まちなかの屋外レンタルスペースで、自分たちの拠点とその活動をまちの人たちに伝える実験・第2弾を行いました。
まちなかでの実験・第3弾と、家開きした拠点のお披露目会を2日間行いました。地域で活動をしている色々な方が、拠点に足を運んでくれました。
まちなかで人々を楽しませるシャボン玉のパフォーマンスの現場を見学し、パフォーマンスの体験も行いました。
シャボン玉パフォーマンスの実践・練習を行いました。
最終発表会を実施しました。

フィールドワークとイベントの準備を行いました。
区内の公園で、シャボン玉を飛ばして遊ぶイベントを開催し、地域での新しい交流が生まれました。
研究成果物を納品しました。
成果
墨田区内の小さな空きスペースを活用し、認知度向上のための活動にチャレンジ!
【成果物】
「まちの縁側プロジェクト」
今回のプロジェクトでは、人目につきにくい住み開き拠点を、どうやって地域の人たちに知ってもらうか、その認知度向上をめざした数々の実験の過程を、成果物にまとめました。
実験にあたり、最初にメンバーでまち歩きをし、まちなかで拠点や活動の発信ができそうな場所を探しました。曳舟駅近くで、レンタルできる小さな屋外スペースを見つけ、そのスペースで実験を行いました。ちゃぶ台を持ち込んでボードゲームをしたり、寒空の下であたたかいコーヒーやココアを無料でふるまったり。自分たちから積極的にまちに出ていき、体当たりの実験を行っていきます。そこでたくさんの課題にもぶつかりながら、人が立ち止まりやすくなる工夫を加え、実践を重ねました。
加えて、人を集める魅力的なコンテンツを調べ、大きなシャボン玉をつくるワークをメンバーで学びました。しゃぼん玉ワークを地域に持ち帰り、準備や練習をした後、子供たちが多く集まっている地域の公園を選び、しゃぼん玉を飛ばすイベントを開催しました。
これらの実践から得た知見と手ごたえをもとに、地域で活動の仲間を増やし、取り組みを続けていきます。今後の展開は、こちらのSNSから確認できますので、よかったらチェックしてみてください!
https://www.facebook.com/oshiagebase
チームメンバー
- 実践研究リーダー
- 山口さん
- 共同研究メンバー
- 大谷さん、古賀さん、中谷さん、矢島さん