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    プロジェクト詳細

    江戸川区 1DAY|チラシ制作

    NPO法人 江戸川・地域・共生を考える会

    どんな世代でも、障害があってもなくても
    みんな一緒の居場所がここにあるよ、と伝えたい。

    団体代表の高村ヒデさん(右から2番目)と、「ひなたぼっこ」支援者の皆さん。団体代表の高村ヒデさん(右から2番目)と、「ひなたぼっこ」支援者の皆さん。
    江戸川区・南葛西にある区立の施設「あったかハウス」で、毎月第三日曜日と、毎週水曜日に開かれている「ひなたぼっこ」は、子どもからお年寄りまで、障害者も健常者も一緒に楽しい時間を過ごすことができる居場所。この活動は「江戸川・地域・共生を考える会」代表の高村ヒデさんが、2011年、仲間5人と共に立ち上げました。

    「世代や障害の有無で区別することなく、カリキュラムも設けず、誰もが家庭的な環境の中で過ごす『富山型デイサービス』を知ったことがきっかけでした。実際に富山型を実践しているところに見学に行ったら、まるで田舎の茶の間のような雰囲気。高齢の女性が縁側で赤ちゃんをあやしている姿を見て、これをぜひ東京でやりたい!と思いました」

    生来、行動力抜群の高村さん。見学から帰ると、まずは地域の人たちの理解を得ようと、“富山型”を紹介する講演会を区内で開催。その3か月後には、仲間数人に呼びかけて、早速ひなたぼっこの活動をスタートしました。

    ゆったりとしたスペースで、子どもたちと高齢者が一緒にカルタなどで遊んだり、ボランティアの人が来て歌や人形劇を楽しんだり、みんなで食卓を囲んでお昼を食べたり。自由で伸び伸びと過ごせるひなたぼっこを気に入り、障害のある子どもとそのお母さんたちも通ってきているそう。

    「今より開催回数を増やしたい気持ちもありますが、私たちが宣伝ベタなこともあり、まだまだ来てほしい人たちに来てもらえていない。活動をお手伝いしてくれるスタッフも足りない。この居場所を知ってもらえていないことが今の課題」と話す高村さん。

    今あるひなたぼっこの活動概要を紹介するパンフレットよりも、もっと気軽に手にとってもらえて、最近の活動の様子やスタッフの顔が見えるニュースレターのようなものを作り、潜在的な利用者とスタッフの両方に情報を届けたい。パソコン作業は苦手なスタッフも多いとのこと、手書きでも更新していける簡単なフォーマットがあると便利かもしれません。あったかい大家族のような居場所の存在をどう伝えられるか、それがプロジェクトの鍵となりそうです。

    (本記事は2015年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    NPO法人 江戸川・地域・共生を考える会
    活動開始時期
    2011/平成23年3月
    代表者名
    高村 ヒデさん
    所在地
    〒134-0084 東京都江戸川区南葛西

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2015.10.25
    2015.09.25

    事前オリエンテーションを実施しました。

    2015.10.05

    チームメンバー全員で団体資料を確認・相談し、「江戸川・地域・共生を考える会」への質問事項をリストアップしました。

    2015.10.09

    メンバー各自、今回制作するチラシの参考となるような、他団体等のチラシを調査。良いと思うチラシ事例について共有、メール上で意見を出し合いました。

    2015.10.25

    当日オリエンテーションを実施しました。

    2015.10.25

    プロボノワークを実施しました。

    2015.10.25

    今回の成果物は、団体の活動をサポートしてくれるボランティア募集をメインとしたチラシ。チームメンバーそれぞれのアイデアが表現された、4種類のチラシが出来上がりました!

    成果

    4種類のボランティア募集チラシが完成!

     当初は、今あるパンフレットに挟んで渡すようなチラシを想定していましたが、今回のことをきっかけに団体側で十数か所のチラシ設置先を確保。配布以外に、常時設置しておける環境ができたことで、成果物をボランティア募集メインのチラシに変更しました。

     団体側から「いくつかの種類があったら嬉しい」というリクエストもあり、当日は団体スタッフや支援者の皆さんが総勢10名ほど参加され、4つのグループワークでメンバーそれぞれのアイデアを検討し、4種類のチラシができあがりました。団体代表の高村さんからは、「1日でチラシができ、メンバーの皆さんと楽しく過ごすこともできて、これなら何度でも支援をお願いしたい!」と嬉しい言葉を頂きました。

    2019.08.07

    【支援のその後】
    1DAYチャレンジで作成したチラシを配布・設置してからは、問い合わせが増えるなどの効果がしっかりと見られたそうで、代表からは「当時のプロボノチームのみなさんには大変お世話になりました」との言葉を頂きました。一方で、欲しい人材である若い世代のボランティアの方々の確保はまだまだ難しい様子。できれば今後も、情報発信や、帳簿の付け方などの事務作業へのアドバイスなど、継続的な支援の機会があればとのことです。今後の団体の課題として、もっと若い世代や障害のある人々も巻き込み、自立型支援のサービスの提供をしていきたいと意気込んでいました。
    [2019年8月、津田塾大学 森川ゼミ・伊藤(由)ゼミの協力により取材]

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