プロジェクト詳細
NPO法人ひの市民活動団体連絡会
市民とNPOが出会う「集団面接会」
地域デビューのきっかけに「まち活」はいかが?
日野市の「ひの市民活動団体連絡会」は任意団体として10年間活動をし、2015年5月にNPO法人になったばかりです。非常勤を含むスタッフ3名で事務局を運営し、日野市内で活動する37の団体が参加しています。加盟団体の活動テーマは、子育て、環境、街づくり、高齢障害者のサポートなど多岐に及びます。その活動を活性化していく手助けをするのがこの連絡会の役目です。相談対応などのこまごまとした業務から、NPOの立ち上げサポート、イベント運営まで、幅広く活動します。
連絡会の中心的な活動の1つが、市民活動を紹介するイベント「市民フェア」です。市民活動団体の紹介や発表をはじめ、地元の高校生のダンスや小学生の絵画展、一輪車クラブ女子の演技、講演会を実施するなどして、2,000人規模の市民を集めるまでに成長してきました。
そして、今後力を入れていきたいイベントが「まち活」です。「まち活」とは、支援を必要とする団体とボランティアに関心のある市民とをマッチングする場です。
「まち活は集団面接会のようなものですよ」と、理事兼事務局長の溝口さん。「前回参加した18団体のうち、4団体は後継者探しに成功したんですよ。団体同士の交流が進んだという副産物もありました。」
普段の活動のサポートに加えて、団体の担い手となる後継者探しは、地域団体にとっての大きなニーズ。「まち活」を通じた新しいボランティア・担い手探しのお手伝いも、ひの市民活動団体連絡会の重要な役割となりつつあります。溝口さん自身、もともと長年企業の経理部門などで働いてきた経験を生かしながら、いまはNPOで活躍しています。その経験を、退職前後のシニアの人たちに、もっともっと広げていきたいと考えています。
前回は目標参加者数50名で実施した「まち活」も、2016年2月に予定している次回は100名の会場を予定しており、市民活動活性化の大きなステップにしたいという意気込みです。何でもオープンに、できることには取り組んでいくという溝口さんの姿勢に、これからのさらなる発展が期待されます。
「まち活」を、そして日野市の市民活動の魅力を市民にどう伝えれば、目標参加者数100名を達成できるでしょうか。プロボノ1DAYチャレンジでは、「まち活」のチラシをプロボノワーカーとともに企画していきます。
(本記事は2015年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)
団体基本情報
- 団体名
- NPO法人ひの市民活動団体連絡会
- 活動開始時期
- 2003/平成15年4月
- 所在地
- 〒191-0012 東京都日野市日野1369−27 ひの市民活動支援センター内
- ホームページ
- http://hinokaturen.sakura.ne.jp/
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進捗率
進捗状況
事前オリエンテーションを実施しました。
活動体験・現場視察を実施しました。
質問事項のリストアップを実施しました。
当日オリエンテーションを実施しました。
プロボノワークを実施しました。
成果物を提案しました。1DAYチャレンジ当日は、チームが用意していた質問に支援先代表者溝口さんが次々と答えてくださる熱気でスタート。そして、「まち活」の集客アップを漠然と目標にしていたのを、「まち活」本来の目的を見直し、それを達成できるチラシにしようとターゲットを絞ることに。 方向性を決めた後は、プロボノチームで内容やキャッチフレーズの検討をしました。チームが提案したチラシのコンテンツが日野市民の方に届くことで、日野市の市民活動がさらに発展するお手伝いができました。
成果
日野市の「まち活」のチラシをプロボノワーカーと共にリニューアル!
「まち活」は、市民の参加を呼びかけたいNPOなどの団体と、日野市で社会貢献をしたい市民の皆さとの、いわば「お見合い」イベント。これをチラシでどう伝え、どのように前年度より効果を高めるかを、プロボノワーカーが提案しました。
「参加人数を増やしたい」というニーズを改めて見直し、本当にターゲットとする人に届くチラシにするために、「交流したい人募集!」など、メッセージを明確にする改善提案をしました。
その結果、2月11日の「まち活」では来場者45名、昨年の22名より2倍になる方にお越しいただき、18団体中5団体が活動メンバーを得ることができました。
チームメンバー
- リーダー
- 西山さん
- メンバー
- 石岡さん 佐竹さん 荘さん 古家さん