武蔵村山市 プロボノチャレンジ|パンフレット制作

三ツ藤木の葉の会

「お互いさま」の助け合いを広げるために。伝えていきたいメッセージとは?



昭和40年〜41年に開発され、約50年の歴史を持つ、三ツ藤団地。団地と言っても戸建ての住宅が立ち並ぶこのエリアには、現在、約500世帯の方々が暮らしています。開発当初から住んでいる方々は90歳を超え、平均年齢も80代と高齢化が進むなか、独居者も増えてきています。
この三ツ藤団地で今年4月、住民同士の“助け合い”の仕組みづくりを始めたのが「三ツ藤木の葉の会」です。代表の井上さんに団体名の由来を伺うと、「小さな一枚の木の葉も、茂っていけばしっかり根を張り、いつかきっと地域の見守りのシンボルツリーになるように」との願いが込められているのだそうです。

三ツ藤団地のある武蔵村山市は、市内に電車が通っていません。そのため、大型スーパーができて便利になったとはいえ、高齢者が徒歩のみで生活するには大変なことも多い地域です。また、都心勤務の方が多く、日中は自宅にいらっしゃらない方も多かったことから、これまでは日々の生活で助け合ったりするような関係性はあまりありませんでした。
そこで、地域でのより良いつながりをつくろうと立ち上がった三ツ藤木の葉の会では、令和3年(2020年)春より、住民同士が日々の困りごとを助け合える「家事支援」と「通院・買い物サポート」をスタートしました。

「家事支援」は、利用会員の必要としていることをコーディネーターが協力会員と調整して支援し、利用者は事務局で販売されている30分300円のチケットで協力者に支払う仕組みです。現在あるサポート内容は、話し相手・日常のゴミ捨て、買い物代行、連絡支援、書類の記入相談・手伝い、電球・カーテンの取り換え、エアコン掃除、草取り・花の水やり。今、高齢者が一番お困りなのは、お庭の管理で、草木の手入れの依頼が口コミでたくさん入ってきています。そして、今後発展させたいのは、子育て支援。世代を超えて、高齢者だけでなくサポートを担える若手を募り、お互いに支え合える暮らしをしましょうという呼びかけをしていきたいと考えています。

「通院・買い物サポート」は、自宅の前までお迎えができ、病院は市内どこでも利用可能。そのほか、大型スーパーや公共施設など指定の場所への移動を支援しています。地域のデイサービスセンターが送迎用車両の空き時間を利用して運転手と車両を提供してくれており、往復300円で利用できるので、とても喜ばれています。新型コロナウイルス感染症のワクチン接種の際にも大活躍しました。

実は、令和元年より活動立ち上げの準備を進めており、いよいよスタートというタイミングでコロナ禍となったため、再度の立て直しを経て、コロナ禍ならではのニーズに答えながら活動を開始した三ツ藤木の葉の会。
まだ活動開始後数カ月ではありますが、順調に登録会員も増え、広がりつつあります。その背景には、地域の少年少女合唱団の代表も務める井上さんをはじめ、市の介護予防拠点である「お互いさまサロン」の代表者や、三ツ藤自治会の元会長、民生委員など、地域活動に携わってきた強力なメンバー15名で構成される事務局の存在があります。

三ツ藤木の葉の会の活動をより一層地域に広め、“助け合い”を活性化していくために。井上さんは、情報発信に力を入れていきたいと語ります。
「情報発信は、会のあるべき姿を見つめる機会にもなり、つながりを生み出す大切なもの。これまでは地域包括支援センターの協力を得て制作していたパンフレットや活動報告のチラシも、今後は自分たちで作成し、自分たちの言葉で、頻繁に発信をしていきたいと考えています。」

<プロボノプロジェクトの内容>
プロボノプロジェクトでは、既存のパンフレットを基に、実際に利用者が増えてくるなかで見えてきたニーズの確認を行うとともに、運営メンバーで今一度、「三ツ藤木の葉の会」をどんな会にしたいかを考え、言語化していくためのワークショップを行います。
今後の情報発信の指針となるパンフレットとして情報を目に見える形に整えながら、今後の情報発信の指針について、事務局内で共通認識を持てることを目指します。

団体基本情報

団体名
三ツ藤木の葉の会
活動開始時期
2021/令和3年4月
代表者名
井上 ツヤ子
所在地
東京都武蔵村山市三ツ藤1-39-1 (三ツ藤自治会館)

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チームメンバー

プロジェクトマネジャー
岡本さん
メンバー
沼滝さん 佐藤さん 松本さん 大森さん

進捗率
完了
進捗状況

最終更新 2021.11.06
2021.09.25

全10チーム合同で事前オリエンテーションを実施しました。オンラインでチームメンバーの顔合わせを行い、支援先団体の事前情報の確認や、本番当日までの準備の進め方などについて話し合いました。

2021.09.29

ライフシフトセミナー&チームビルディングを実施しました。チーム内で自分年表を共有し合い、それぞれの人生の歩みや経験などの相互理解を深める機会となりました。

2021.10.01

チームミーティングを開催しキックオフミーティングでのヒアリング内容のリストアップを行いました。支援先団体の基本情報や既存パンフレットを改めてみんなで確認し、各自の感じたことを共有、その後、活発に意見交換の上、質問を洗い出し、精査をしました。当日は、各メンバーの事前準備がありスムーズに進行することができました。遠慮することなく活発な意見交換ができ、和気あいあいと進めることできたと感じています。

2021.10.08

キックオフミーティングを開催しました。16名が集合し、自己紹介を通じて距離感を縮め、支援先団体のビジョンと課題、現状のパンフレットの課題、新パンフレットへのご要望、今後の進め方についてヒアリングを進めました。最初はお互い緊張していましたが、時間が進むにつれて皆さんの熱い思いを語っていただくことができ、たいへん有意義な時間を過ごすことができました。団体の代表の井上さんからは、パソコンに不慣れな会の皆さんがオンラインでのミーティングに参加されたことに、大変、驚きと喜びを感じてらっしゃったことが印象に残っています。

2021.10.12

チームミーティングを開催しました。キックオフミーティングを経て、内容を整理し、どのような提案が良いか? 紙面の構成やコンセプトを検討しました。また、16日に現地での打ち合わせ時に確認する内容、準備を洗い出しました。タイトなスケジュールの中で、ゴールに向けて試行錯誤が続きます。

2021.10.16

団体さんを訪問してミーティングを行いました。最初はお互い緊張気味でしたが、検討を進めるにあたり和やかな雰囲気となり笑顔が増えていきました。皆さんから多くのコメントをお聞かせ頂き、パワフルで、チームワークよく、熱い思いをお持ちだという事がよくわかりました。そして、井上代表がとても明るく、アグレッシブで大変、刺激を頂くことが出来ました。また、駅までの送迎などに関しても親切にご配慮いただき、大変助かりました。31日の本番に向けて、準備を進めていきます。

2021.10.17

昨日の打ち合わせを受け、掲載する各要素、現状進めることができる内容を確認しました。また、原稿作り役割分担と今後のスケジュール検討しました。一つ一つの課題に対し、みんなでアイデアを出し合い最適解を模索しながら、進んでいる感じがします。メンバーへの配慮もあり、楽しく進めることができました♪

2021.10.24

チームミーティングを開催しました。現行案に団体からいただいた素材をはめ込み全体イメージの確認を行いました。また、オリジナル木の葉の会マークの案を持ち寄り検討を進めました。なかなか慣れないWordと格闘しながらみんなで和気あいあいと楽しく進めることができました〜

2021.10.27

本番に向けて、修正デザインの確認、原稿の見直し、オリジナル木の葉の会マークの検討、裏面の編集作業の確認、本番当日の進め方検討等を行いました。お仕事を終えてお疲れのところ皆さん頑張りました〜 もう一息がんばりましょう!

2021.10.30

修正の要望があった項目について対応し、不足している素材の確認や本番の進め方検討(広報紙の仕上げ、ワークショップ)、本番の準備物、役割の確認を行いました。早いものでいよいよ本番前日となりました。メンバーそれぞれのスキルとアイデアを活かした提案に繋げることが出来そうです。団体さんに喜んで頂けるように明日はがんばりましょう!

2021.10.31

本番当日を迎えました。小雨がちらつく中、団体からも9名の参加があり、18名のチャレンジは熱気をもった場となりました。チームが提案するロゴやテキストについて団体からもご意見をいただきながら最終形に向けたディスカッションの場を設けました。後半のワークショップでは団体の皆さんもPowerPointやWordを触りながら、今後の更新作業に向けた準備を進める機会となりました。

2021.11.06

プロボノチャレンジに取り組んだ全10チームがオンライン上で集まり、成果報告会を実施しました。

成果

プロボノチームとの合作で「自分たちのパンフレット」が完成!

地域住民同士の助け合いを推進したいという支援先団体の要望を伺い、パンフレットを作成しました。プロボノチームはヒアリングを実施してディスカッションを重ね、内容やデザインを提案しました。これまでのパンフレットから改善した点は、団体のビジョンを打ち出すこと、仕組みをわかりやすく記載して申込のハードルを下げること、スタッフの写真や生の声を載せて親近感を感じてもらえるようにすることです。パンフレットの裏面の活動報告は、今後、団体内で内容の編集ができるようシンプルなつくりとしました。団体のロゴはメンバーの方が手書きで作ったデザインを取り入れました。

本番の後半では全員でワークショップを実施し、団体の皆さんの個性や得意なこと、PCスキルが十分発揮される機会となりました。支援先の方からは「2つの目的がありました。ひとつは素晴らしい配布物を作ること、もう一つは団体のメンバーが同じ方向を向いてモノを作り上げる中で仲間の結束を固めていきたいということです。達成できたことを感謝します。」という言葉を頂きました。プロボノチームにとっても明るく熱い思いの皆さんとの出会いが貴重な経験となった様子です。


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