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    プロジェクト詳細

    新宿区 1DAY|スペース活用ワークショップ

    社会福祉法人 三篠会

    神楽坂のモダンな福祉施設。通りに面したカフェ風空間を地域のオープンな居場所に。



    東京メトロ「神楽坂」駅から徒歩2分、モノトーンを基調にしたモダンな外観に「新しいホテル?」と道行く人が中をのぞき込むこともあるというこの建物は、都有地を活用し、2011年にオープンした高齢者総合福祉施設です。特別養護老人ホームを中心に、認知症高齢者グループホーム、デイサービスなどを手掛けています。

    運営する社会福祉法人三篠会(みささかい)では「施設利用者のほとんどは新宿区の方。入居者とその家族を含めた、地域の方々に役立つ施設であってほしい」と、地域住民の非営利活動のために、施設の一部を無料で開放しています。

    特に、施設1階にある収容人員60名の「地域交流スペース」は、早稲田通りに面したカフェのような雰囲気。天気のいい日には戸を開け放って庇を下ろせばリゾート風の空間になります。

    これまでに夏祭りに場所を提供したり、地域住民や学生がイベントを開く際などに活用してきました。普段は口コミで地域の人びとが集まり、ちょっとした「居場所」にもなっていますが、十分に活用できているとはいえません。

    また、神楽坂は、赤城神社から飯田橋方面はにぎやかな一方、こちら側、矢来(やらい)町方面の早稲田通りは、心持ち寂しくなる印象も。そのため、周辺地域を活性化させたいという気持ちもある、と話すのは施設長の山根修悟さん。

    「それに、神楽坂にはおしゃれなカフェが多いのですが、小さな子ども連れの方、施設利用者を介護されているご家族などには、ちょっと落ち着かないのかもしれません。そういった方々が、もっとゆったりと楽しめる場所になってほしい」

    もちろん、たくさんの人が利用しさえすればいいのではなく、施設を利用する高齢者を含め、世代を超えて地域の皆さんが楽しめる場所でなければなりません。それと同時に、貸し出しや利用の際に、最低守るべき項目も、きちんと決める必要があります。そうした利用時の管理方法も検討しながら、素敵な外観に思わず入りたくなり、そして一歩中に入ると温かな空間に地域の人たちが集い、行き交うようなスペースとなれる活用方法を、プロボノチームがワークショップ方式で考案します。

    (本記事は2017年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    社会福祉法人 三篠会
    活動開始時期
    2011/平成23年2月
    代表者名
    山根 修悟さん
    所在地
    〒162-0805 東京都新宿区矢来町104
    ホームページ
    http://www.misasakai.or.jp/shisetsu/kagurazaka.php

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2017.10.29
    2017.07.03

    三篠会さんが運営されている高齢者総合福祉施設「神楽坂」にてヒアリングを実施しました。

    2017.09.23

    事前オリエンテーションを実施しました。

    2017.09.25

    団体への質問事項のリストアップを始めました。これをもとに、10月14日にチームミーティング&団体のイベントに参加予定です!

    2017.10.14

    活動体験・現場視察を実施しました。イベントにチームメンバー数名が参加し、三篠会の方にお話も伺いました。

    2017.10.18

    インターネット調査を実施しました。

    2017.10.21

    当日オリエンテーションを実施しました。

    2017.10.21

    プロボノワークを実施しました。

    2017.10.21

    成果物の提案を実施しました。

    2017.10.29

    支援先からのフィードバックを実施しました。

    2017.10.29

    最終的な成果物として、スペース活用についてのチームからの提案書を納品しました。また、今回のプロジェクト内で生まれた新宿区内の別団体との連携に向けて、チームメンバーの皆さんが自主的にサポートを続けてくださっています。

    成果

    丁寧なヒアリングから今後の方向性を導き出した1日。利用率アップよりも、「利用の質の向上」「新たな利用方法の創出」に向けた議論を実施。

    施設1階にある交流スペースを、どう地域に開放していくか、その活用方法の提案がプロボノチームのお題でした。1DAYチャレンジ当日は、まず、本番までの準備期間にチーム側で用意した質問をもとに、支援先団体のみなさんにヒアリングを行い、その後、チーム内での検討と、団体側からのフィードバックを繰り返しながら、具体的な施策を練り上げていきました。

    ヒアリング結果から、「利用率の向上」というよりは、「利用の“質”の向上」や「新たな利用方法」を通じて、「施設周辺の活性化」することが、団体の目指す在り方ではないか、と考えたプロボノチーム。
    地域貢献度を高めたいという団体側の思いに対し、プロボノチームは、とくに地域の子育て世代向けの施策を提案資料に盛り込み、どうしてこの提案に至ったか、という、ここまでの流れも丁寧にまとめた説得力の高い内容となりました。
    団体のみなさんからは「前向きに、そして実現しやすい形に柔らかく、貴重なご意見をいただき、ありがとうございました。早期に実現できるよう、できるところからコツコツと対応していきたいと思います」とのコメントを頂いています。

    チームメンバー

    メンバー
    井戸さん 植野さん 榧谷さん 松原さん 山川さん
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