プロジェクト詳細
子育て交流ひろば立川おもちゃ図書館ぱれっと
ママバッグに携帯できるチラシで
おもちゃ図書館の情報発信を!
「地域のみんなで子育てしましょう!」を合い言葉に、月に2回、立川市柴崎町の施設の一室で子育て交流ひろば(おもちゃ図書館)を開館している「子育て交流ひろば立川おもちゃ図書館ぱれっと」。
柴崎には子育てひろばや児童館がありませんでした。代表の西村紀美(きみ)さんを中心として「若い子育て世代を支える」という願いのもとで行動を開始し、2011年秋には「おもちゃの図書館全国連絡会」のネットワークで「ぱれっと」をスタート。オープン後、初めてのイベントである「クリスマス会」では50組の親子が訪れる盛況ぶりで「子育てひろばが必要とされていたことを実感しました」。
「ぱれっと」の由来は「世の中には個性豊かで多彩な性格の子ども達がいます。ここは、絵を描くときのパレットのような場所。子ども同士の個性が混じり、新しい色が生まれてほしい」と西村さん。2015年の移転後は広いスペースで月2回の開館に、1日あたり30組ほどの親子が利用するようになりました。また、市からの委託の『出前子育てひろば』も月2回開館されるようになりました。
「おもちゃ図書館」は、障がいを持つ子の保護者にとって、安心して子どもを遊ばせることのできる場所でもあります。障がい児は平日、訓練のための療育施設に通っているため、土日も開催できればもっとニーズに応えることができます。
でも残念ながら、マンパワーが足りていないのが現状です。ぱれっとの運営スタッフは全員がボランティア。その多くが60代、70代の女性たちです。これまでの人生経験を活かし、地域で何か役に立ちたいと考えている世代はもちろん、教育や福祉の専門知識のある人など、幅広い人に手を貸してほしいと考えています。子どもたちが遊ぶおもちゃの修理、消毒など、“裏方”のボランティアスタッフも必要です。
スタッフ募集のためにも、まず地域への広い情報発信が必要です。ぱれっとの紹介と、開催スケジュール、おもちゃ図書館の基礎知識、ボランティアスタッフ募集などをコンパクトにまとめたチラシを作りたい。お母さんたちが持ち帰るところから拡散したいので、バッグに携帯して、必要なときにすぐ取り出せるような、小さな2つ折りか3つ折りサイズがいい・・・。
情報をきちんとおさえた、「センスがよくて、持っていたくなるチラシ作り」が1DAYチャレンジのミッションです。
(本記事は2015年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)
団体基本情報
- 団体名
- 子育て交流ひろば立川おもちゃ図書館ぱれっと
- 代表者名
- 西村 紀美さん
- 所在地
- 〒190-0023 東京都立川市柴崎町1-16-3 柴崎会館
- 解決したい課題別に探す
- カテゴリ別に探す
- 支援内容別に探す
- 地域別に探す
- プログラム別に探す
その他のプロジェクト
-
台東区 プロボノチャレンジ|マニュアル作成高齢者のITリテラシー向上を目指し、会の運営マニュアル整備で活動をよりアクティブに
-
東京都全域 プロボノチャレンジ|クラウド活用シニアにもっと笑いを! 人生100年時代、活躍はまだまだ広がる
-
新宿区 プロボノチャレンジ|印刷物新宿区4000人のシニアが集う高齢者クラブ。その魅力を伝える会話のきっかけをつくる!
-
瑞穂町 プロボノチャレンジ|印刷物たとえ小さなことでも、近所で困っている方の力になりたい。想いを実現していける仲間と共に!
-
東大和市 プロボノチャレンジ|印刷物地域づくりを私たちで終わらせてはもったいない!歴史・風土と共に、次世代に受け継ぐために
-
東京都全域 課題整理ワークショップ組織運営の悩みを引き出し・解決の糸口をアドバイス『プロボノ相談会』
進捗率
進捗状況
事前オリエンテーションを実施しました。
質問事項のリストアップを実施しました。
活動体験・現場視察を実施しました。
事前に準備した台割の案を元に、当日はぱれっとさんとチラシの中身作りに専念しました!
成果物の提案を実施しました。
当日オリエンテーションを実施しました。
プロボノワークを実施しました。
成果物の納品を実施しました。
成果
団体の温かい雰囲気を形にした、利用者目線のパンフレットを制作
当日までの間に団体と一度打ち合わせをし、事前にチラシ案を作成して臨んだプロボノチーム。当日は、団体と一緒にランチをとりながら重要なポイントについて確認、と段取り良く準備を進めました。
「どんな子でも遊びに来られる場所ですよ、と安心でき、一度行ってみようと思わせるようなパンフレット」というチームが提案した方向性がほぼそのまま団体側にも受け入れられ、施設利用者の視点に立ったパンフレットが完成しました。
団体の皆さんからも「細かい箇所もこちらの希望を聞いてもらい、素晴らしいパンフレットを作ってもらえて大変感激している」とコメントをいただきました!
【支援のその後】
作成したパンフレットは、お母さんたちがよく利用する児童館や健康会館に設置したり、バザーで配布したりしており、団体の宣伝に活用されています。また、初めて団体を訪れた親子への説明にも使用しています。利用者数の増加や団体の説明がしやすくなったことで運営面の負担軽減に繋がりました。
しかし、スタッフの増加にはなかなか繋がらなかったため、今回の支援で得たノウハウを生かし、自分たちでスタッフ募集に焦点を当てた手書きのチラシを作成しました。若いお母さんたちをターゲットにし、「SOS」の文字やイラストを入れるなどして目立つように工夫しました。若いスタッフが加われば支援に役立つ要望も引き出せるため、団体を三世代の交流の場とすることが今後の目標です。
[2019年7月、津田塾大学 森川ゼミ・伊藤(由)ゼミの協力により取材]
チームメンバー
- リーダー
- 宮澤さん
- メンバー
- 金丸さん 川久保さん 島元さん 高宮さん