豊島区 プロボノチャレンジ|課題整理WS

豊島区高齢者クラブ連合会

「仲間がいる楽しさ」こそが原動力! 次世代が振り向く高齢者クラブの在り方を考える



<実施日程>
事前オリエンテーション:10月1日(土) 14-17時 @オンライン
ヒアリング会:10月15日(土)13-17時 @あうるすぽっと(池袋)
提案会:日程・開催方法は支援先団体とプロボノチームで調整
※豊島区民の方、団塊の世代の方の立候補を特に歓迎します

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豊島区高齢者クラブ連合会は、豊島区内に73ある高齢者クラブをまとめる組織で、会員数は合計で約4,300名に上ります。
「友愛、いきがい、健康増進。それがこの活動の目的です」と語るのは、豊島区高齢者クラブ連合会会長の外山克己さん。年間の活動を眺めると、輪投げ、ボッチャ、ペタンクなどの各種大会をはじめ、ウォーキングイベント、フラダンスや民謡などを披露する芸能祭り、多いときは写真・絵画・手芸品など300点を超える展示品が並ぶ作品展など、実に年間約50件の行事が活発に催されています。

2022(令和4)年に創立60周年を迎えることから、会員拡大の活動を強化し、例年以上に新たな参加者の加入に力を入れ、前年度は1年間で300人以上の新たな仲間を迎え入れることができました。

「それでも、目標達成率は平均すると68.5%なんです。クラブの会員を毎年10%、できれば15%ぐらい増やしていかないと、この活動は先細りしてしまう。つぶすのは簡単なことかもしれないが、もう一度始めるのは大変です。だからこそ、いま頑張らないといけないんです」と、広報部長の杉山さんの声に力がこもります。

周年行事を迎えたいま、活発な活動に裏打ちされ、一見順調にも聞こえるところではありますが、全国各地にある同様の組織が抱える課題は、この豊島区でも共通しています。

「いま、参加者の平均年齢は81~82歳ぐらい。団塊の世代がなかなか入ろうとしない。その下はほとんど入ってこない」という会長の言葉が示すように、会員の先細りに対する危機感は日に日に高まっています。

ところで、高齢者クラブへの参加のきっかけはどこにあるのでしょうか。
「懇意にしていた前会長に声をかけられて。58歳の時に入って、64歳で会長になりました」
と語るのは、連合会の副会長を務める竹野さん。外山会長、杉山さんも、やはり町会活動がきっかけとなり、高齢者クラブの会長から直接声をかけられて参加されたといいます。
また、近年、会員数を増やしている高齢者クラブでは、会員の人が参加している地域の体操の集いで近くの人に声をかけたり、テニスやゴルフなど他の趣味の仲間に参加を呼びかけたりといった、積極的な声がけが、クラブへの加入につながっているということでした。
すでに町会活動に関わっている人、あるいは、いろいろなご近所づきあいがある人への口コミを促進することは、高齢者クラブの参加者を広げるには有効そうです。

でも、問題はその先です。
「団塊の世代が何を望んでいるのかを知りたい。あるいは、60代、50代の人たちが、どんなことに興味があるのか、ホンネを聞きたい」と外山会長は言います。
地元の付き合いがさほどあるわけでもない、「高齢者」の仲間入りをすることにも心理的にやや抵抗がある、そんなイマドキの60代にとって「高齢者クラブ」に入ろうと思う糸口を見つけようと模索しています。

いま、連合会では、豊島区のシルバー人材センターと協議を始めており、シルバー人材センターと高齢者クラブの交流を図ることで、仕事をしたいときはシルバー人材センターで、仲間づくりや交流をしたいときは高齢者クラブで、という相互の行き来ができるような仕組みが考えられています。
高齢者の興味関心のうち、仕事やお金という側面と、いきがいや健康という側面とを、2つの組織が連携することで相乗効果を生み出せるのでは、というアイデアです。

また、連合会では、新たな高齢者クラブの立ち上げも呼びかけています。備品の購入や会場費の支払いなど活動費の補助が得られるといった支援制度もあり、同世代を集めて何かやってみたいと思う人にとっては、高齢者クラブをつくるメリットもありそうです。

さらに、会社勤めをしていたり、地域活動にそれほど馴染みのない50代、60代の目線から、高齢者クラブがどう映るか、どのような活動を期待するかといった生の声を聞くところから、何らかのきっかけを見出すことができるかもしれません。

<プロボノプロジェクトの内容>
今年度の東京ホームタウンプロジェクトでは、高齢者クラブの会員の輪を広げることを目標に、いままだ高齢者クラブに参加していない人の声を拾い集める課題整理のためのワークショップを行います。

「高齢者クラブで活動していることで、外出する用事がたくさんできるし、生活のリズムが出て、健康に役立っています」と、外山会長は高齢者クラブに関わってきた中から得られた実感をこう語ります。

「仲間がいる楽しさ」を原動力に、年を重ねても、いろいろな人とつながりながら暮らす喜びを、一人でも多くの人に味わっていただくために。高齢者クラブの輪を広げる施策について、一つひとつは小さくても具体的に「できること」を考え、提案していきます。

団体基本情報

団体名
豊島区高齢者クラブ連合会
活動開始時期
1962/昭和37年
代表者名
外山 克己
所在地
〒170-0013 東京都豊島区東池袋2-55-6 豊島区シルバー人材センター内1階
ホームページ
https://toshima-senior.jp/

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チームメンバー

チームメンバー
丸山さん、飯島さん、石鍋さん、小櫃さん、海沼さん

進捗率
完了
進捗状況

最終更新 2022.11.12
2022.10.01

オリエンテーションを実施しました。チームのミーティングでは今回のプロジェクトへの意気込みや今後の進め方について話し合いを行いました。いよいよプロジェクトがスタートしました!

2022.10.06

チームミーティングを実施し、9日に実施される支援先への事前ヒアリング会に向けた質問内容の検討や、今回のプロジェクトの進め方、目指すゴールについての意見交換を行いました。

2022.10.09

支援先との顔合わせを兼ねた打ち合わせを実施しました。課題に感じていることやプロジェクトへの期待など、率直な思いを聞かせていただき、チームの皆さんはヒアリング会の準備を進めていきます。

2022.10.11

ヒアリング内容検討を実施しました。

2022.10.15

ヒアリング会を実施しました。高齢者クラブに入っていない区民の方たちにお越しいただき、高齢者クラブに入りづらい理由や、どんなことがあったら入ってみたいか、といった質問をプロボノワーカーから投げかけ、それぞれ自由なご意見をざっくばらんに伺いました。ご参加の皆さんから、本当に数多くの意見やアイデア、まさに”生の声”をたっぷりとお聞かせいただくことができ、大変貴重な機会になりました。

2022.10.31

収集した情報のまとめと分析を実施しました。

2022.11.05

提案会を実施しました。ヒアリング会で一般区民の方、シルバー人材センターの方から伺った声を基に、プロボノチームが整理した課題と提案内容を発表。その後、連合会のみなさんからのフィードバックをいただき、豊島区の第1層・第2層生活支援コーディネーターの方々も交えて、具体的な次の一歩に向けた意見交換をしました。

2022.11.10

成果物の納品を実施しました。提案会での活発な意見交換からの結論を整理して提案書に追記。提案会に参加できなかったメンバーの方にも共有いただきやすいよう、議事録を添えて納品しました。

2022.11.12

全チームが活動を終え成果発表会を行いました。1カ月という短い期間ではありましたが、全てのチームの皆さんが団体に思いを寄せ、成果物作成に向けチームで取り組まれたことがわかる素敵な発表会となりました。参加された支援先・中間支援機関の方からも喜びや今後の意気込みのお声を頂きました。皆さん、本当にお疲れさまでした!!

成果

60〜70代の新規会員増に向けて、幅広い視点で施策を提案!

高齢者クラブの会員の輪を広げることを目指して、まだ高齢者クラブに参加していない人の声を拾い集め、課題整理に取り組んだ本プロジェクト。
プロボノチームは、ヒアリング会で一般区民の方、シルバー人材センターの方から伺った声を基に、(1)クラブ名称、(2)他団体との連携、(3)活動内容、(4)会員制度・運営体制、(5)広報・情報の5つのポイントについて、課題点と提案内容を整理しました。

提案会では、連合会のみなさんから提案へのフィードバックをいただき、豊島区の第1層・第2層生活支援コーディネーターの方々も交えて、次の一歩に向けた意見交換を実施。特に、新規会員増に向けたイベントの持ち方や、クラブ全体の大きな課題である後継者発掘にもつながる施策について、さまざまな可能性が語られました。

外山会長からは「積年の課題を一気に解決はできないが、外部からの新しい視点は非常に参考になった。まずは連合会のメンバーに連携し、一つ一つ取り組んでいきたい」と前向きなお声をいただくことができました。
提案会は、これまで連合会のみなさんが積み重ねてこられた実績に新たな視点、支援の手が加わり、さらなる発展への期待に満ちた時間となりました!

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