小金井市 1DAY|チラシ制作

つどいの会

精神障害者の抱えるバリアを皆で分かちあえる、地元密着のゆるやかな居場所に。



ここ小金井の地で30年近く前に立ち上がった「つどいの会」は、「作業所やデイケア以外に、もっと障害者が集える居場所を」という思いから始まりました。現在の代表は、会の発起人である母と、市議会議員だった父を持つ中林澄明さん。自身も30代の頃よりうつ病を患いながらも両親の介護のため奔走した経験を持つ「当事者」です。

「精神障害者への薬物療法の歴史は意外と浅い。療法やリハビリ、復帰施設も整わない間、医療機関でひっそりと暮らすように療養してきた世代の人々と、入院しても短期間で退院することの多い今の人たちとでは、抱える課題も感じ方が違うんです」。つどいの会に長く関わり、普段は作業療法士として多くの患者さんと向き合っている濱田賢一さんは「そうした違いも超えて、誰でも受け入れられる会を作りたい」と言います。
精神障害者に向けたサポート体制は以前に比べると整ってきているものの、たとえば、当事者の親の介護についての介入や老後のケアまではしづらいのが現状。障害者にとっての「見えないバリア」が無くなったとはいえず、いまだにそれぞれが社会の中での生きづらさを感じ、当事者たち自身も高齢化していくなかで、孤立せずに互いに支え合える環境を持つためにはどうすれば良いのか。

代表中林さんは、精神障害を抱える当事者として同じような立場の人々をサポートする「ピアサポート専門員」となり、東京都の自立支援協議会で委員を務めるなど、各所で積極的に活動を行っています。中林さんが体調を崩したことから一時休止していた「つどいの会」を再開したのは昨年(2017年)の4月。これまでに自立支援のためのリカバリー勉強会などさまざまなことを行ってきましたが、より多くの人に会を活用してもらうため、原点に立ち返り、この小金井市での生活に密着した悩みや課題を共有する、ゆるやかなカフェのような居場所にしていきたいと考えています。
「私たちも過去には、何とか環境改善しようと外部に働きかけたり、とがった活動をしていたりした時期がありました。でも今、一番大切だと思うのは、当事者同士が身近な生活課題や未来への不安などを共有する、困っていることを言い合える場。自分たちだけでは解決できなくても、それを分かちあう場があるだけで解決できる課題があるんです」。

精神障害者当事者とその親族、同じような問題を抱える人々が集い、悩みや現状を共有する。そしてこれまで精神障害に関心を持ったことのなかった地域住民でさえも訪れるような開かれた会にするために。「25年間やってきたものを一度壊して、新しくしてもいい」とまで考える代表中林さんとともに、これからのつどいの会についての伝え方を考えていきます。

(本記事は2018年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

団体基本情報

団体名
つどいの会
活動開始時期
1990/平成2年
代表者名
中林 澄明
所在地
〒184-0004 東京都小金井市本町2-20-30 地域生活支援センター そら 気付

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チームメンバー

山本さん
江島さん
田原さん
首藤さん
吉原さん

進捗率
完了
進捗状況

最終更新 2018.10.20
2018.09.22

事前オリエンテーションを実施しました。

2018.10.13

活動体験・現場視察を実施しました。

2018.10.20

プロボノワークを実施しました。

2018.10.20

成果物の提案を実施しました。

2018.10.20

支援先からのフィードバックを実施しました。

2018.10.20

成果物の納品を実施しました。

成果

当事者や関係者ではなく、第三者であるプロボノチームの視点が刺激に。会としてのこれからの行動が明確になり、期待が高まった1日。

団体としては普段関わる機会の少ない、小金井市外からの異業種の面々からなるプロボノチームのメンバーを迎え、「つどいの会」の存在意義とは何か、今後どのように仲間を広げ、どのような場を作っていくのかを議論をしていきました。

当初はチラシ作成を予定していた本支援プロジェクトですが、議論を深めていくうちに、次世代の担い手探しやご高齢の方とのタッチポイントを増やすための間口の広い情報発信に向けた効率のよい手法としてFacebookページの作成へと変更となりました。また、会の参加者とのリアルなつながりの場となる定期イベントなど、今後の運営方針についても議論。つどいの会代表・中林さんが既にFacebook上でつながっている1,000人以上のお友達とのネットワークを活かせる可能性も踏まえ、今回作った「つどいの会」としてのFacebookページで今後情報発信を行っていく予定です。

つどいの会の皆さんからは、「こちらの思いやとりとめのない話をプロボノチームの皆さんが整理していただき、『問題はここにあるのだ』『これからとりあえず取り掛かる課題は、これだな』『目指すべき方向はこっちだったのだ』と、明確にこれからの行動をイメージできるようになりました。これからよりこの会の活動が活発に、また妙な“力み”も抜けて、運営する私たちにとっても、居心地の良い場を作って行けそうです」といったコメントを頂きました。


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