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    プロジェクト詳細

    立川市 1DAY|チラシ制作

    在宅ホスピスケア・ボランティア さくら

    在宅療養を安心して過ごしてもらうために
    患者や家族に寄り添っていきたい。



    「ボランティアさくら」は、終末期をご自宅で過ごしたいと願う患者さんとそのご家族に、在宅療養をより快適に安心して過ごせるようお手伝いをする、ボランティア団体です。団体の創立は、2009年。代表の中村さんが病院ボランティアをしていた際に参加した在宅緩和ケアの研修会をきっかけに、研修参加者有志で、患者さんやご家族の日常、精神的な面でのサポートをするボランティア活動について検討を重ね、「ボランティアさくら」が誕生しました。今では、ご自宅訪問だけでなく、介護施設でのお手伝いもしています。

    主な活動内容は、患者さんやご家族の方のお話し相手や、見守り、通院のお手伝いなど。
    「その1度の訪問をどう過ごせるかを大切にしています。」とおっしゃるのはコーディネーターの岡田さんです。ただ黙ってそばにいることが、その時一番必要ということもあります。患者さんの体調や気持ち、ご家族の思いにいかに寄り添えるかを常に考えているそうです。

    また、在宅療養されている患者さんと家族のサポートには、緩和ケア病棟やホスピスなどの施設内でのボランティアとは異なる知識やスキルが必要です。在宅ホスピスケアについてしっかり学んでいただけるような説明会兼研修を事前に受けてもらったうえで登録してもらっていますが、登録率は3割ほど。また、プライバシーの守秘や、家事援助、寝起きやトイレの介添えの在り方などさまざまな配慮も必要です。

    「今は外部に対して、この活動の内容や必要性が伝わりきっていないと感じます。もっと多くの方にこの活動について関心を持っていただきたい」と話す岡田さん。

    今回のプロジェクトは、プロボノワーカーと一緒に、団体の理念やホスピスボランティアとしての活動内容をわかりやすく伝えられようなチラシを作ることが目的です。もっとたくさんの患者さんやご家族のお力になりたい、それが、「ボランティアさくら」の願いです。

    (本記事は2016年度の情報をもとにしており、活動内容等は現在と異なる場合があります。ご了承ください)

    団体基本情報

    団体名
    在宅ホスピスケア・ボランティア さくら
    代表者名
    中村 克久 さん
    所在地
    〒190-0002 東京都立川市幸町5-71-16

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    進捗率
    完了
    進捗状況

    最終更新 2016.08.02
    2016.07.09

    事前オリエンテーションを実施しました。

    2016.07.17

    チームによる事前調査が完了しました!

    2016.07.18

    団体へのヒアリングを行いました。チームワークも最高です!

    2016.07.30

    午後の団体訪問前に、最後のチームミーティングを実施しました。

    2016.07.30

    当日オリエンテーションを実施しました。

    2016.07.30

    プロボノワークを実施。団体のみなさんのご意見をうかがいながら作業を進めました。

    2016.07.30

    成果物の提案無事終了!! 最後に団体のみなさんと記念撮影です(^^

    2016.07.30

    支援先からのフィードバックを実施しました。

    2016.08.02

    成果物の納品を実施しました。

    成果

    団体の思いや活動の中で大切にしていることを、デザインに、言葉に、丁寧に集約した完成度の高いチラシ

    「在宅療養をされている方、その家族の方に向けてボランティアさくらの活動を伝えるチラシ作成」というゴールに向け、チームは事前に伺った内容をもとに、具体的に複数のチラシの仮案を作成して本番に臨みました。

    既存のチラシの要素を分解し、引き続き活かすところ、間引くところなど、チーム案の意図を説明しながら、「ボランティアさくら」さんが大切にされたい思いや表現を確認。その場でどんどん最適な表現が固まっていき、よりよい出来栄えを目指した恊働作業がグイグイと進められました。

    A4両面に簡潔にまとめられた新しいチラシの表面には、活動を伝えたい対象である“自宅での療養をされている方”を引き立てるため、思い切って残した余白を桜の写真が優しく彩ります。裏面では、「さくら」がどのように自宅療養を支えているのか具体的な説明や活動を支えている団体のボランティアの皆さんの多様性がわかる情報を掲載しました。

    「これまでにも印刷物もたくさんあって、いろいろな言い方をしてきたけれど、この機会に言葉が統一されたのが良かったね」
    「年月が変わってくると私たちがやっていることも少しずつ変わってくるしこれから私たちがやりたいことも入ったものができて嬉しい」
    「我々もずいぶん考え方も古いから、こういう新しい風が入ってくると頭が柔らかくなった気がするね」
    「若い人にも在宅療養という分野で活動している私たちの思いが伝わったことが嬉しかった」など、団体の皆さんから、多世代恊働による成果について多様な感想が聞かれました。

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