


東京ホームタウンプロジェクト開始から9年目となった2023年度は、区市町村・生活支援コーディネーター等の中間支援機関の方々に一緒に伴走いただきながら、5の地域団体・NPO等へのプロボノ支援を実施しました。
また、9月には「人生100年時代社会参加マッチング事業」オンラインプラットフォームの先行実施として「地域参加のトビラ」をオープン。東京都内で活動する地域団体と、地域での活動に関心のある皆さまをつなぐプラットフォームとして、活動の体験会や各種イベント・講座等を紹介しました。加えて、「地域参加のトビラ」上でマッチングした個人型のプロボノ支援では10件のプロジェクトが完了しました。
「課題解決力”共有化”プログラム」でも「住民参加を促す参加型イベントづくり講座」として全6回の講座を実施し、自治体・社会福祉協議会・地域包括支援センターへの支援を実施しました。
2024年2月17日に4年ぶりの会場開催となった年度総括イベント「東京ホームタウン大学2024」には346名が参加。超高齢東京のこれまでとこれからをめぐり、地域の在り方や地域参加について、ゲストと共にさまざまな視点から意見を交わしました。また、同時開催した「地域参加のトビラ 見本市」では「地域参加のトビラ」に活動を掲載している団体から8団体が出展し、のべ300名を超える方々との交流の場となりました。
開催日:2024年 2月 17日(土)
会 場:東京大学 伊藤国際学術研究センター
当日参加者数:346名
出演:
堀田 聰子氏(慶應義塾大学大学院 健康マネジメント研究科 教授)、
檜山 敦氏(一橋大学大学院 ソーシャル・データサイエンス研究科 教授、東京大学先端科学技術研究センター 特任教授)
池口 武志氏(一般社団法人 定年後研究所 理事・所長)
藤井 敬三 氏(NPO法人 シニア大楽 理事長)
室津 瞳 氏(NPO法人 こだまの集い 代表理事)
井上 温子 氏(NPO法人 ドリームタウン 代表理事)
浦田 愛 氏(文京区社会福祉協議会)
木下 紫乃氏(株式会社 HIKIDASHI 代表取締役社長、キャリア相談スナック「スナックひきだし」紫乃ママ)
広石 拓司氏(株式会社エンパブリック 代表取締役)
地域活動団体のみなさん
地域包括ケアの構築に必要不可欠な「多様な主体との協働」について、地域課題の解決や、地域活動の活性化に結び付いた実例からヒントを学び、参加者同士での共有を行う「ケース勉強会」。そのレポートを公開しています。